秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

北秋田市阿仁 森吉山の樹氷

そう、あれは去年の2月末のこと。もうほぼ1年も前になります。
わたしは協議会会員「白神ぶなっこ教室」のオーナー佐尾和子さんと一緒に、
これまた協議会会員「阿仁の森ぶなホテル(オーナー山田博康さん)」に宿泊したのです。
その様子は、協議会HP内「田舎に泊まる」の中で
佐尾さんが「阿仁の森 ぶなホテル 訪問記」として紹介しています。
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翌日、わたしたちは2人で森吉山の樹氷鑑賞に出かけました。
ぶなホテルから樹氷鑑賞できる阿仁スキー場までは車で5分くらいなのです。とっても近い。

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一緒に登った白神ぶなっこ教室の佐尾和子さん   ゴンドラからの眺め 正面は森吉山山頂
さて、その日はとっても晴れていて、朝から「こりゃ~樹氷日和だ」とわたしの心はウキウキ♪
ロッジで往復チケットを買うと、
お姉さんが「ゴンドラの中に映画IRISで使ったゴンドラが混ざっていますよ」と教えてくれました。
そんなことを言われたらわたしと佐尾さんはドキドキです。
もう、どのゴンドラがあの大スター☆が乗った、触れたものなのか探し出したくてしょうがありません。
あれかしら、これかしら、乗れるかしら・・・ワクワク
しかし、100基以上あるゴンドラの中でビョンホンゴンドラがそんな簡単にわたしたちに当たるわけもなく、
ウキウキ気分だけを乗せてわたしたち乙女2人はゴンドラ山頂駅舎へ。
ちなみに、ビョンホンゴンドラは2基あるそうですよ。

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スノーモンスターとはよく言ったもので、それはそれはやっぱりデカイのです。
私たちが行った日は連日好天が続いた時で、一番の見ごろを1週間ほど過ぎていましたが、
それでも猛烈な風雪によって作り出されたアオモリトドマツの雪像群は見事でした。
樹氷は氷点下でも凍らない過冷却水滴が強い風でアオモリトドマツにぶつかりその衝撃で凍ってできるもの。
2月下旬のこの日は、風はもちろん強いものの日差しは早くも春のようにぽかぽかで、
雪原に反射した太陽の光がキラキラと輝いていて、それは時折目を細めてしまうほどの眩しさです。

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ゴンドラ山頂駅舎につくと、総合案内所の樹氷案内人の方がご案内をしてくださいました。
「もう一週間早かったらよかったのにね。全部溶けちゃったんだよ」とは言うものの、
それでも樹氷平を中心に見どころや初心者でも歩きやすいルートを丁寧にじっくりと説明してくれました。
総合案内所では、かんじき、スノーシュー、ストック、長靴などの貸出も行っています。

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途中、おっきなスキーを担いで登る男性たちやカメラを構える女性に出会いました。
盛岡から来たというこの女性は、樹氷の写真を撮るためかれこれ5~6年ほど森吉山に通っているそうです。
細い身体で強風に耐えながら、ずっと山頂の方向へレンズを向けていました。

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左奥が森吉山山頂である主峰 向岳。標高1454m。
森吉山は花の百名山に数えられ、春、山頂一帯は様々な高山植物が自生するお花畑が広がります。

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残念ながらモンスターも少々お疲れの様子でしたが、それらに囲まれながら遠くの山並みを眺めてひと息。
「藤里はどっちの方向かしら」と佐尾さん。案内人の方が指さして教えてくれました。

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今年の森吉山樹氷鑑賞のゴンドラ運行は3月27日(日)まで 時間は午前9時~午後4時(最終運行午後3時30分)
また、総合案内所は3月13日(日)まで開設され期間中毎日「樹氷教室」を開催しています。※写真は去年の様子
風雪が木にあたってどうやって樹氷ができるのか、ペットボトルを使った簡単な実験で説明してくれます。
時間は、午前11時からと午後2時からの2回です。ぜひお越しください。
森吉山樹氷について詳しくは北秋田市HPまたは阿仁スキー場HPをご覧ください。
阿仁スキー場HPのスタッフブログでは、ゴンドラ運行状況なども随時お伝えしています。
お出かけ前に確認すると安心ですね。
                                           県北担当やっつ
協議会会員情報 
藤里町 白神ぶなっこ教室
北秋田市 阿仁の森ぶなホテル

2011年1月14日16:32 | 県北情報 | Trackbacks (0)

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