秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

【ここから秋田】手打ちうどんでおもてなし


手打ちうどん

「こころ」と「からだ」が元気になる体験を、秋田の“ここから”始めてほしい。
そんな願いを込めて開催中のグリーン・ツーリズム交流博
“ここから秋田”

10月31日、そば処すが家(仙北市角館町)で実施した手打ちうどん体験の様子をご紹介します。

菅原照夫さん 「こね」の作業

そば屋なのにうどん?と思われた方も多いはず(^^)。こちらすが家は、栽培から提供までを手がける農家のそば屋ですが、おしながきには手打ちうどんもあるんですよ。もちろん、ご主人の菅原照夫さんが作っています。

早速、小麦粉に水と酢を混ぜ、手早くこねの作業からお手本スタートです。

挑戦! 保温ボックスへ

すが家のお父さんの丁寧な説明を受けながら、参加者の皆さんもいざ挑戦!
こねこねしているうちに、一塊になりました。それを保温ボックスに入れて、しばらくの時間
生地を寝かせます。

足踏み ふみふみ♪

さぁ、皆さんが一番楽しみにしていた行程です(^^)
ためらいながらも、ビニール袋に入れた生地を力を込めて「足踏み」します。
踏んでるうちに生地が硬くなってきますが、これが“コシ”になるんだそう。
「子どもとお家でやると喜びそうだね」と言いながら、大人の皆さんも楽しく
ふみふみ、ふみふみ…

四つだし・本延し 

足踏みの作業を十分に行ったら、延す作業へ。
すが家のお父さんが麺棒を手に取ると、あっという間に
薄く四角く生地が延びます。

うまくできるかな…と緊張しつつ、私たちも今度は腕に
力を込めて延ばしました。

 

 四つだし・本延し  

 

包丁

 

そのあと畳む作業をして、仕上げの包丁です。
リズムよく均等に切るお父さんの手本のようには
なかなか出来ませんが、「太い~!」など大騒ぎしな
がらも、初めての手打ちうどんが完成しました!

 試食 試食

このあとは、最後のお楽しみ!試食タイムです。
お腹をぺこぺこに空かせた体験者の皆さんも、普段は入れない厨房にお邪魔して準備しました。
参加者の中には、大仙市太田町にある「樫食堂」という農家食堂のオーナーさんも。
気づけば、男の台所と化した厨房で、「いつかコラボして楽しいことを企画しよう」とすっかり意気投合!

ぶっかけうどん 釜あげうどん

打ち立てのうどんを、ぶっかけうどんと釜揚げうどんの2種類にして、「いただきます!」。
みんなで打ったうどん、感動する美味しさでした。
ボリュームたっぷりにいただいた上に、「お家の人にも作ってあげて」と、打った残りの分をお土産に。
おいし~い

実は、参加者の皆さんの中には、すでに「すが家ファン」だった方もいるんですよ。
なかなかお話できるきっかけがないうちに、このような体験を通じて交流できたことを
嬉しく思ってくださる方もいました。

「店の定休日も、おれ達百姓は畑の仕事がいっぱいある。でも、こんな企画が出来るのは休みの日だけだから。
なんでやるかって言ったら、“楽しい”からだよ。楽しいことがあれば、忙しいときだってがんばれる。」

手打ちうどんで「こころ」と「からだ」を元気にする「おもてなし」、きっと参加された皆さんにも
人との交流が大好きなお父さんの気持ちが届きましたよね!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

グリーン・ツーリズム交流博 “ここから秋田”
まだまだ開催中!
ここから秋田

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

協議会事務局

2013年11月22日16:30 | 県南情報 | Trackbacks (0)

Comments and Trackback are closed.

Trackbacks

カテゴリー
最近の記事
アーカイブ
検索
RSS