秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

今、自分でできることを ~仙北市・そば生産者の取り組み~

本日4月11日。生涯忘れることのできない、東北地方太平洋沖地震が起こったあの日から1カ月が経ちました。
被災された皆様、そのご家族、関係者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
胸を痛める現実に押しつぶされそうになりながらも、何気ない毎日がどれほど幸せであるかに気付き、
その中で、私たちに出来ることは何かを模索する日々が続いているように感じます。

遊々楽々3トピア会議の炊き出し隊
写真は、仙北市のそば生産に関わる「遊々楽々3トピア会議」(以下 3トピア)の皆さんが甚大な
被害を受けた地のひとつ、岩手県上閉伊郡大槌町に炊き出し隊として出向いた際の写真です。
仙北市角館町の蕎麦処すが家店内で撮らせていただいたこの写真の中には、土の色と瓦礫がどこまでも続く
被災地の様子と共に、温かいうどんを頬張る現地の方々の様子などが写し出されていました。
CIMG7711
現地を訪れた3トピア・澤山純一会長(農家のそば屋一助・写真前列 右から2番目)は、
「私たちが住む秋田のすぐ隣県が大きな被害を受けている。
私のような高齢者であってもできることがあるんじゃないかな、と思って行ってきたんだ。」
と話してくれました。

すが家 手作りろうそく すが家 手作りろうそく

こちらは3トピアのメンバーでもある、すが家の取り組み。
ご自身も経験した停電をきっかけに、手作りろうそくに挑戦したそうです。
今までは処分するだけだった天ぷら油を利用。アロマオイルが入っているので、天ぷらの匂いは気に
ならないよう配慮して作られています。1つ200円で販売し、売上金は全て義援金に充てるそうです。

こちらで紹介した3トピアの皆様に限らず、他の協議会会員の中にも、「できること」を見つけ出し、
協力しながら活動を展開している方達が多くいらっしゃいます。
みんな気持ちは一緒。被災地の一日も早い復興を願います。

先月30日、大槌町で1000食のうどんを振る舞った皆さん。
今月13日には、岩手県山田町に再度、炊き出し隊が向かう予定です。

県南担当 けこさん

2011年4月11日15:00 | 県南情報 | Trackbacks (0)

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