秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

干し餅を作ってみよう!@農家民宿 星雪館

干し餅を作ってみよう!
2月13日、農家民宿星雪館(仙北市)で、「干し餅を作ってみよう!」
秋田市や小坂町から参加者の皆さんにお集まりいただき、干し餅作りに挑戦しました。
(主催:本協議会「平成24年度 訪問者のためのグリーン・ツーリズム理解講座」)

グリーン・ツーリズムってなに!?と思う方にも、気軽に楽しんでもらいたいと思って企画した
今回のイベント。「干し餅の作り方を覚えたい」という本格的な挑戦者や、家族で県内各地を回り、
いろんな体験を楽しんでいる方たちが参加。秋田県民の私たちにはお馴染みの干し餅ですが、
作るのはみんな初めてです(^^)

星雪館の紹介
作業に入る前に、講師であり、会場を提供してくれた星雪館の門脇昭子さん・富士美さん親子をご紹介。
お二人からは、民宿を開業しようと思ったきっかけや、これからの星雪館。そして、オーナー(富士美さん)
おすすめの星雪館での過ごし方などを教えてもらいました。薪ストーブを囲うテーブルの心地よさ、
おやつには揚げ干し餅…。ゆったりとした気分で耳を傾けました。

*作業開始*

干し餅作り 「切る」  干し餅作り 「切る」
お話を聞いた後は、さっそく作業開始です。餅をつくところまで、この日より3日前から
星雪館で準備を進めていてくれたので、「切る→編む」作業に挑戦です。
用意してもらった餅は、普通の白い餅、かぼちゃ入り、つるむらさきの実入り、
食紅入りのカラフルな4色です。

昭子お母さん(写真左)が「切る」作業のお手本を見せると、参加者の皆さんも「やってみたい!」と
干し餅専用の機械の前へ。一定の厚さに切れる優れものの機械ですが、お母さんのようには
なかなか上手に出来ないご様子。
しかし、作業自体はとても楽しく、どんどん切って作業を進めてくれました(^^)

干し餅作り 「編む」 干し餅作り「編む」
次に、切った干し餅を編んでいきます。昔は藁で編んでいましたが、現在はビニール紐など各家庭に
よって異なります。星雪館ではビニール紐を使用。カラフルに色づいた餅を8個ずつ並べて編む方法を
教わり、紐を丈夫にして軒先に干せるように余った紐部分をロープ状になわなければなりません。
指と掌でビニール紐を滑らせながら交差させます。。。言葉での説明も難しいですね(^^;)
参加者の皆さん、ここが一番苦戦したようです。

干し餅
今回の作業はここまで。
このあと寒い日をねらって2時間ほど水に浸し、発泡スチロールの中で5日間程度保存するそうです。
それから自然乾燥をするので、仕上がりまでにはまだまだ時間がかかります。
ご家庭で干し餅を完成させたい人は熱心にメモを取り、星雪館に一冬預ける方もいました。
(写真上は、イベントより数日前に作って干した餅です。)

お昼ご飯
作業のあとは、全員でお昼ご飯をいただきました。
「昭子お母さんのあの味が食べたい」というリピーターのお客様がいるのも納得。
たくさん並んだ、体に優しい料理。
山の芋鍋など、この地域ならではの料理も食べられて皆さんに大好評でした。

食後のひと時 揚げ干し餅
食後のあとは、星雪館と参加者の皆さんでたわいないおしゃべりが続きました。
「干し餅作って手を動かしてれば、冬の仕事にちょうどいいな」、
「自分で編んだ干し餅をせっかくだから自宅に干してみたい。もし失敗しても
 お餅だから食べられますよね(^^)」、
「揚げ干し餅って油で揚げるだけですか?何かコツはありますか?」
など
干し餅をきっかけに、話が弾んだようでした。

帰り際になると、その居心地の良さから「動きたくないな」という参加者の皆さん。
日常の忙しさから離れ、時間を忘れてゆっくり過ごされたご様子。
グリーン・ツーリズムを楽しむってまさにこんな感じです。
皆さんも気軽に農家民宿や農家レストランを利用してみてくださいね!

星雪館からの眺め
訪れた人を癒し、魅了する星雪館のベランダからの眺め。
真っ白な冬景色に、気持ちもリフレッシュできますよ。

おまけ
半なま干し餅
富士美さんに教えてもらいました!
まだ完全に干せてない干し餅を薪ストーブで焼いてくれたのがこちら。
半生の干し餅!生産者のみが知る、美味しい食べ方ですね!
気になる方は、ぜひ星雪館へ~(^^)

協議会事務局

2013年2月21日12:00 | GTのPR, 県南情報 | Trackbacks (0)

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