秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

究極の朝ご飯「たまごかけご飯」を食べよう会

 

上新城小又の農家民宿「重松の家」で、「たまごかけご飯を食べよう会」が開催されました。
 これは、身近なグリーン・ツーリズム農村生活体験として、秋田市農業農村振興課が主催したもの。
 

6:30、集まった親子は17組。秋田市のグリーン・ツーリズム担当者から「今日(は)一日、笑顔で過ごしましょう!」と挨拶がありました。
 まずはラジオ体操から。(よどぎみもウン十年ぶりにラジオ体操しました!)
 「あっちーなぁ!」と言いながらも、皆笑顔!


 「こさ、置ぐなな」
 と言うのは、「重松の家」の佐藤重博さん。
 薪割りの見本を見せた後、子どもたちも挑戦!


 「よっとぉ?!」
バキン!
 初めてなのに上手にできたね。
 「薪割りってばみんな斧(おの)ですると思ってるべ。実は鉞(まさかり)なんだぁ。刃先の形が違ぇべ?」と、重博さん。
 ちなみに薪の寸法の基本は、三方六(長さが二尺二寸、切り口の三辺が各六寸(18cm))だそうです。

 「この空洞は、カブトムシやらクワガタの幼虫が食べた跡だゃ」
 の言葉に、まじまじと木片を覗き込む子ども。
 「そんなに珍しいかぃ…?」

 みんなで頑張って割った薪は、ごはんを炊く竃(かまど)にくべて、重博さんのお手伝い!
~その頃~
 

台所ではいつものご近所さん、「重松の家」食事班(佐藤祐子さんのご友人ら)が、せっせと朝食準備をしておりました。
 「悪りぃども、それ持っていって!」
 外ですら暑い中、風の通らない台所は、まさにサウナ状態です…。
     ★たまごかけごはんのヒミツ★
 

かまどで炊いた自家産あきたこまちに新鮮なたまごを添えた“究極の朝ご飯”、たまごかけごはんは、シンプルながらも栄養たっぷり!
 「たまごかけご飯」のご飯は、佐藤さんご夫婦がつくったお米を窯で炊いています。
 だから、お焦げが香ばしくておいしい。

 さらに使用される卵は、向かいの「小又の里」で飼育している鶏が産んだばかりの新鮮な卵。
 その、鶏たちがこちら。
  「ヒペコ・ネラ」、「イサ・ブラウン」など、おしゃれな名前がついています。
 

汗を流した後、お腹がペコペコの皆さん。
 「重松の家」の佐藤重博さん・祐子さんご夫婦の紹介の後、ようやく美味しい朝ご飯をいただくことができました。
 農家の方々は、いつもこのぐらい早起きで、もっと忙しいんだよ~。

 

秋田市在住小学生、史人くん(8歳)は、お母さんと早起きして参加。
 「おいしい。もっと食べたい」と、ニコニコ。
 朝ごはんどころか、いつもは残すという子どもたちも、おかわりをしながら美味しそうにほおばっていました。
 新鮮な食材や調理法ももちろん大事だけど、子どもが感じるいちばんのごちそうは何といっても、皆で顔を合わせて食べることなのでしょうね。

グリーン・ツーリズム推進協議会HP 美の国秋田 桃源郷をゆく
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~たまごかけご飯~
 よどぎみは食べられないけれど、写真は撮ってきましたよ。
 本当は、ご飯にお醤油を先にかけて真ん中に空洞を作って、そこに卵を流し込んだほうがいいみたいです。


~田んぼの様子~
 小又の田んぼは、順調に生育中!!

2010年8月10日13:25 | 県央情報 | Trackbacks (0)

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