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2009年12月 のアーカイブ

鹿角市 ノルディックウォーキングに挑戦!

青空の下でフィットネスノルディックウォーキング


先月上旬、心地よい秋晴れの中、鹿角市で「ノルディックウォーキング」に挑戦しました。
いま、… What’s ノルディックウォーキング?と思った、そこのあなた!!!
ただのウォーキングと思って侮ることなかれ。すっごい楽しいです。
しかもこれ、痩せます。

【ノルディックウォーキング】
ノルディックウォーキングは、1930年代に北欧フィンランドにおいて、
クロスカントリー選手の夏場のトレーニングとしてはじまりました。
後に、その身体的効果の研究が進み、それに関わったスポーツ用品メーカーなどが、
これを新しいエクササイズとして広く世間に紹介したのです。
現在では世界40カ国以上に愛好者が広がり、
発祥の地フィンランドでは、実に成人の20%がこれに親しんでいるといわれています。

【その効果】
気になるその効果ですが、ポールを持ち地面を押しながらフンフン進むので、
エネルギー消費量が通常の20%増だそうです。
ポールを使うことで、一見ラクチンかなと思うのですが、とんでもない。
二の腕と背中、太ももの後ろなど普段なかなか使えない筋肉にバシバシ刺激がきます。
しかも、ポールを使うことで膝への負担は軽減され、長時間の歩行が可能なのです。
ほどよく汗をかいて、気持ちのいい疲労感を得ながら、足は痛くならない。
しかもシェイプアップ効果も期待できる!
ね、いいでしょ。やってみたくなったでしょ?
今回は、かづのノルディックフィットネス協会の主催する体験会。
森林セラピーでお世話になった鹿角地域振興局の柳澤さんが、
当協会のインストラクターである縁でお誘いいただいたわけです。


コースは道の駅かづのを出発し、米代側沿いから国道に出て
戻ってくるおよそ10km。「10kmですか!?」と恐れおののく私に、
「大丈夫、5kmの往復だと思えば。」と優しくなだめてくれるみなさん。
やばい、日頃の運動不足がばれてしまう… (自称)若者代表なのに。
準備運動をしっかりして、出発です!

◆いい汗かいたぁっ!
ようは、腕を大きく前後にイチ、二、イチ、ニとすすむだけなのですが、
これが、なかなか難しい。
油断してると足と腕が左右一緒にでて、緊張した人のようになります。
 
そして、そうこうしているうちに、このように集団から
どんどんどんどん離されていきます。
でも、みなさん休憩ポイントで待っていてくれました!うれしいよぅ!
そこで気づく。すごい汗!!!わたしの身体、燃えてます。
一人では味わえない一体感。
一緒に歩いて、いっぱい汗かいて、いっぱいおしゃべりして…なんとも楽しい時間です。

◆森林セラピーロードでノルディックウォーキング♪
このノルディックウォーキング、今後、鹿角市が中心となって行っている
森林セラピーの活動にも取り入れていく予定になっています。
森林セラピーロードにはウッドチップが敷かれている場所も多く、
その上では、ポールもスイスイ動かすことができますよ。
リラックス効果を得ながら、
軽運動によるリフレッシュ効果も感じたいという方にはおすすめです。
また、これからの時期は、スノーシューという西洋かんじきを履いての
雪上ウォーキングも楽しみ方のひとつ。
県内ではまだまだ愛好者の少ないノルディックウォーキングですが、
老若男女問わず楽しめるとは、まさにこれのこと!

わたしもハマっちゃいそうです。翌日しっかり筋肉痛になった 県北担当 やっつ

| 2009年12月7日15:48 | 県北情報 | Trackbacks (0)

八峰町 季節ハタハタ 到来!

  今年も来ました!季節ハタハタ!!

わたしの祖父は、ハタハタの稚魚を育て海に還す仕事をしていました。
あの3年の自主禁漁の間、祖父は仲間と共に、
水槽で孵化する何万匹もの小さなかわいい稚魚を目の前にしながら、
秋田の海に再び大漁のハタハタが、群れを成し戻ってくる姿を夢見ていたのかもしれません。
解禁から今年で15回目の冬。おじいちゃん、今年もハタハタの季節がきたよ。

 

八森漁港へ

12月4日(金)、「来たぞ!季節ハタハタ」の文字が躍る朝刊を握りしめ、
山本地域振興局の伊勢谷さんと川村さんと共に八森漁港を目指す。
海沿い育ちのわたしも、この時期漁港に行くのはこれが初めて。
しかも待ちに待った季節ハタハタ到来のニュースに、
当の港はどれほど活気づいているものか、と私の気持ちも高ぶっていた。
県漁協北部総括支所 支所長の村井さんにご挨拶に伺うと、
これから入札を行うというので、さっそく見学させていただくことにした。

ハタハタの入札

およそ10畳ほどの小さな一室で、
白い紙を持ってあぐらをかいて座る漁港の担当者を中心に、
30人ほどの仲買人たちが円になって座っていた。
だいたい競りと入札の違いもよく分からない素人のわたしである。
どんなものなのか興味津々でその時を待った。
午前10時ちょうど。
入札を取り仕切る担当者が「いぐぞ。」と威勢よく声を上げた。
「300コ ○○ 412」、「200コ ×× 457」などと暗号めいた言葉が続く。
何を言っているのかさっぱり理解できず、淡々と進むその光景に、
「これはもう始まっているのですか。」と
思わず村井さんに尋ねてしまったくらいである。
村井さんが、その暗号の解読方法を教えてくれた。
「最初の300は箱の数、次が仲買人の名前、最後の412はキロあたりの値段です。」
つまり、翻訳すると「キロ412円を付けた○○さんが、300箱ゲット。」となる。
あらかじめ希望の値を申告し、ここで獲得者が発表される仕組み。


みな必死でメモを取りながら、その声に一喜一憂。
中にはその場で取り分を交換する業者もいた。入札は10分ほどで終了した。
即座に品をトラックに運ぶ業者もあれば、携帯電話でどちらかに連絡をとる者もいる。
想像していた競りとは一味違う、珍しい漁港の一場面を思いがけず味合わせていただいた。



ブリコ抱えてやってくる“季節ハタハタ”

↑漁船に積んできた網をトラックにあげる。
ハタハタ漁は、主に「沖合底引き」(主に9月11月)と
「沿岸定置網」、「沿岸さし網」(12月)などがある。
(定置網よりも網が小さく、移動可能な「わかべ網」という漁法もある。)
中でも、わたしたち秋田県民がその到来を待ち焦がれているのが、
11月下旬から12月上旬、水温が12度を下回った頃、
沿岸にある藻場に産卵のためやってきて、
「沿岸定置網・さし網」で引き上げられるハタハタであり、
これを区別して(親しみを込め)“季節ハタハタ”などと呼んでいる。
プリプリ、そしてちょっぴりヌルッとした口当たりのブリコ(卵)と、
淡泊な白身のバランスが抜群にうまいハタハタだが、東京など関東の人は好まないという。
そのため、水揚げされたそのほとんどが県内で消費される。
秋田県民のためだけにやってくると言っても過言ではない、
まさに「県の魚」に相応しい魚なのである。

ハタハタの網外し作業


↑暖かな日差しの中、船着き場に網を広げ手早く魚を外していく。
この時期、港のあちこちで、魚を網から外す人々の姿が見受けられる。
漁港の一角の小さな小屋にも、
10数人の老人たちが集まり、車座になって作業に精を出していた。

 
ブルーシートの上には、まだ魚のついた網が一面に放り出され、
手近なところから一匹一匹丁寧に網から外していく。
網外し歴およそ10年という女性は、エラにひっかかった網を外すのが
一番難しいのだと教えてくれた。聞くとみなキャリアは10年以上。
よその地区から手伝いに来ている人もいるという。


「こんなに天気のいい日は珍しい。いつもはもっと寒いよ。」と
話す男性の顔からは笑顔がこぼれていた。
海が時化て、その嵐と雷鳴と共にやってくる
といわれるハタハタ。いつもより暖かい今年は、
作業をする人々の気持ちも少しばかり穏やかなのかもしれない。

昔懐かし 木船

県北の独特の光景がある。定置網漁に使う木船である。
海上では木船のほうが安定して漁がしやすいという理由で、
未だにこの木船を愛用している漁師も少なくない。
かつては港いっぱいにこの木船が並び、漁に出ていた。
ブナやナラの木で巧みに作られた木船は、
大漁を誇ったかつてのハタハタ漁には欠かせない存在だった。
しかし、木船を作る職人はすでに姿を消してしまっているという。
壊れては自分たちで直しを繰り返し、大事に使い込まれたその船には、
ここで生きていくと決めた、ハタハタ漁師たちの心意気が詰まっていた。

守り育てる 秋田の海
平成7年の漁解禁以来も厳しく守られてきた漁獲量。
すべては、秋田の恵みの海を守り、後世に残していくため。
ハタハタは、ふるさとの味としてだけでなく、
多くの秋田県民が慈しみ守り抜いてきた、郷土の誇りの表れなのである。

決められた漁獲量に達するまで、およそ2週間足らず。
今年の最盛期も今月15日頃までだろう、と村井さんが教えてくれた。
待って待ってようやくやってきたハタハタの季節。
昼夜を惜しまず漁に勤しむ漁師たちとその帰りを陸で待つ人々。
互いの役割と秋田の海に生きる者としての誇りを携え、この一時にすべてをかける。
熱い秋田の冬がやってきた。

ちなみに、村井さんに「八森と男鹿はどっちが本場なんでしょうね?」と水を向けると、
「もちろん八森。本家です。」ときっぱり。血筋が違うのだという。
でも、男鹿の人に聞いたら「男鹿です。」って言うのかもな…
                                   県北担当 やっつ

| 2009年12月6日03:52 | 県北情報 | Trackbacks (0)

食育研修会・地産地消交流会

 12月2日、秋田県農林水産部主催の「食育研修会・地産地消交流会」に行って参りました。これは「食に関して理解の深い地域社会を創り出すため、生産者や流通関係者・消費者などが農産農林水産物・加工品の情報交換を通じ、互いに顔が見える関係を築く」ことを目的として行われたもので、会場には食育ボランティアや地産地消サポーターなど、日常実践活動をしている関係団体約300人が詰めかけました。

   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆

(さらに…)

| 2009年12月3日18:07 | 県央情報 | Trackbacks (0)

~PR~ ガーデンカフェTimeのクリスマスランチ

ガーデンカフェTimeで
  クリスマス気分たっぷりのランチを

 

にかほ市大竹にある「ガーデンカフェTime」では、1週間の期間限定で「クリスマスランチ」が味わえます!
 これは、「The Tasha Tudor Cookbook(ターシャのCOOKブック)」に基づき考案されたメニューで、Timeでは初めての試み。パチパチと燃える蒔きストーブの部屋でゆったりと、いつものランチと一味違う雰囲気を楽しんでみては?
 12月14?22日までの期間限定、1日8名までで、料金は3000円。お問い合わせは、直接「ガーデンカフェTime」へ!

   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
・・・花まるっ協議会 会員情報・・・
ガーデンカフェ Time
 住所 にかほ市大竹字前谷地131
 電話&FAX 0184-38-3537
 代表 佐々木 利子
 営業時間 10:00~16:30
 定休日 水曜日・木曜日
  ※通常の「こだわりおまかせランチ」は2,000円(要予約)
    ご希望の場合は夜の営業もいたします。

| 2009年12月3日15:18 | 県央情報 | Trackbacks (0)

秋田の農家民泊!留学生が西木町へ

     仙北市西木町に世界が大集合!
今秋、秋田県内の各大学に来ている留学生が仙北市西木町を訪れ、
1泊2日の農業体験をしました。(総勢35名が5軒の受入農家に分散)
「一体どんな体験や出会いがあるんだろう!?」
大きな期待と小さな不安が見え隠れする中、いざ受入農家へGO!
       ―泰山堂にて―


昔懐かしい日本の象徴である囲炉裏を囲んで7カ国の体験参加者が大集合!来日してわずか3日目という学生もいる中、多国語が飛び交います。しかし、言葉の壁を感じさせない笑顔でパチリ☆
「 “おしん” デ ミタ ヘヤニ ニテイマス 」
★・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*
[#IMAGE|c0214156_12592118.jpg|200912/02/56/|left|240|180#]留学生同士もこの場が初顔合わせ。自己紹介をして少しずつみんなが打ち解けていきます。緊張の場を和ますのはやっぱり泰山堂のお母さん!
(藤井けい子氏 写真:左)
[#IMAGE|c0214156_131278.jpg|200912/02/56/|right|240|180#]― 栗の選別―
お父さん(藤井直市氏)の指導のもと、栗の選別から開始。「簡単そうに見えてどれが虫食いなのか分かりにくい。」とみんなの声。それにしても栗の数に一同驚き!
[#IMAGE|c0214156_1323639.jpg|200912/02/56/|left|240|180#]お母さんが子供のころは生栗をよく食べたとか。試しにみんなで生栗を試食。
「甘い」
「煮たほうがやっぱりおいしい」
感想は三者三様。
 ★・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*
[#IMAGE|c0214156_1392748.jpg|200912/02/56/|right|180|240#]
― きりたんぽ作り―
お父さん「水加減に注意!」
初めてのきりたんぽ作りにあちこちから「楽しい♪」という日本語が聞こえてきました。


一人に一本ずつ
味噌たんぽ。
「味噌は自分でつけて?」
とまずはお母さんが
お手本。


甘く煮詰めた味噌をしゃもじに絡ませ、きりたんぽをコロコロ転がします。
初めてにしてはみんな上出来!


きりたんぽに少し焼き目が付くまで一休み。
おいしくできるかな?
東屋の解放感がみんなの会話を弾ませます。
 ★・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*


― 大豆の選別作業 ―
一粒一粒丁寧に。お父さんの目が光ります。細かい作業ですが、普段は藤井家のおばあちゃんの仕事だそうです。


―枝豆の収穫―
「アメリカデハ エダマメガ ブームデス。」
塩をかけずに食べるそうです。


おやつの大学芋。
「味がいまいちのときは小学芋か中学芋だな」
とお父さん。
「日本人の男の人って女性をほめないよね」というお母さんに一同納得。
お父さん苦笑い( ^^;)
★・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*

     四方を田んぼで囲まれた農道をみんなで散歩。
     何気ない田舎の風景が「感動」をもたらします。
 ☆ ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・
   
   コミュニケーションに欠かせないもの=「ことば」とよく言われます。
   でも言葉が最も重要か、と言えば私の答えはNOです。
   農業体験を通して多国語が飛び交う中、コミュニケーションに
   つまずくことは多々ありました。
   しかし、だからといってみんなが分かりあうこと、助け合うことを
   止めるわけではないですよね。
   国の違いなんて意外とちっぽけなものかもしれません。
   楽しい時間はもちろん、心の交流という大切なものに
   気づかせてくれた泰山堂のお父さんとお母さんに感謝!
   以上、グローバル・グリーン・ツーリズムでした☆
                              県南担当・けこさん
 ★・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*
  

~花まるっ協議会 会員情報 ~


泰山堂
●1泊2食付き/6000円(大人)・4000円(小学生)
 幼児無料
●1泊朝食付き/4000円
●1泊素泊まり/ 3000円
●昼食のみ/1000円(1食) 
冬季間は暖房費として一人当たり300円追加。体験料無料。飲み物は持参。
 
◆住所 〒014-0513仙北市西木町小渕野字落合56
◆TEL&FAX 0187-47-3103

| 2009年12月2日15:17 | 県南情報 | Trackbacks (0)

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