日本で最も美しい村「東成瀬村」の旬旅
東成瀬村流 夏休みを親子で楽しむ2日間!
2011年8月6日~7日
企画主催:㈱栗駒食彩倶楽部、㈶あきた企業活性化センター
旅行企画・実施:秋田コスモトラベル

風光明媚な景色がどこまでも続く、秋田県東成瀬村。この地に一目ぼれし、都会の喧騒から離れて移住する人もいるという東成瀬を舞台に、夏休みを親子で過ごすモニターツアーが行われました。秋田市内に住む、小学生を子にもつ親子を中心に37名が参加したツアーでは、川遊びやバーベキュー、和紙すき体験などを楽しみ、とびっきりの夏休みの思い出を作りました。
 
1日目
蛭川清水

県道342号線沿いにある清水で古来より旅人の憩いの場であったと言われている蛭川清水。 あらかじめ用意してきたペットボトルや水筒に、清水を汲みました。暑い夏にはありがたい冷たさ。

今回のツアーに参加した小学生は、みんな虫が大好き!蛭川清水で一瞬涼んだ後は、虫を追いかけて早くも汗をかき、お母さん達を困らせました(^^)
 
旬の食材で料理作り
参加者を乗せたバスはぐんぐん進み、車窓から見える景色は山の緑と澄んだ空の青の連続となりました。最初の目的地である、“東成瀬村地域交流センター”に着いたのは、お昼に少し早い時間。地場産の朝採り野菜を使って、みんなでお昼ごはんを作りました。

「こんなに長いきゅうり!?」スーパーでは見られない、長ーいきゅうりに驚くみんな。野菜だってそれぞれ違う大きさに育って当たり前なんですよね。これもひとつの学びになったことでしょう。

まずは野菜を洗うところスタート。このツアーの企画をした㈱栗駒食彩倶楽部の富田さん(写真右・左)や、東成瀬の若いお母さん達で活動している自然環境と食育を考えるママの会の皆さんもサポートしてくれました。

洗ったきゅうりは、板ずりをして下ごしらえをした後、輪切りにしていきます。
トマトはくし形切りに。
「自分の口に入ることを考えながら、食べやすい大きさに切ってね」とお母さんたち。
あらかじめ用意された具材をご飯に混ぜ、切った野菜を盛りつけます。
テーブルに並べるところまで、しっかりお手伝いができました✿ 
  いただきまーす!

参加者全員で作ったお昼ご飯の出来上がり!自分たちで作ると、食へのありがたみもひとしおですね。

旬感ツアーに駆け付けて下さった、東成瀬村の佐々木村長「2日間、東成瀬を存分に楽しんで下さい」と、ご挨拶。

自然環境と食育を考えるママの会の皆さんです。20代~30代の若いママさんたち約20名で活動しているそうです。

こちらがお昼ご飯のメニュー。山で採れたきのこたっぷりの混ぜご飯、村のご当地グルメ・どんが汁どんがとはどうがら(胴柄)が転じたもので、骨付き肉のことを言うそうです。私たちは豚肉でいただきましたが、元々はマタギ料理なので熊肉や鹿肉が入ったそうです。

「ぼくが切ったトマト食べて~!」「ごはんが美味しい、ぼく、ここに住みたい」という会話も聞こえてきました。おかわりもいっぱい食べて、素朴ながら美味しい料理に大満足していましたよ。

 
和紙すき・うちわ作りに挑戦
午後から場所を“まるごと自然館(旧椿川小学校)”に移し、NPO法人なるせ和紙の里の皆さんのご指導により、地元産の「楮(こうぞ)」を原料にした和紙すきと、うちわ作りに挑戦。写真中央でお手本を見せるのは、かつて中学校の美術の先生であった、同法人理事長の飯泉尚弘先生です。達人の言葉にみんな聞き入りました。

うちわは、あらかじめ出来上がっている和紙を骨組みに貼り付け、好きな模様を作っていきました。 自分だけのお気に入りに仕上げるべく、大人も子どもも真剣です。
紙すき体験をご指導下さった、同法人の高橋録朗さん(左)。子どもたちは1枚用の型を使って挑戦。 同じく大人の皆さんの指導にあたった、高橋勇一さん(右)。「お母さん、上手にできるかな?」

自慢のうちわを持ってハイ、チーズ☆陽にかざしてみると、うちわに作った模様がきれいに浮かび上がりました。上手に仕上がったうちわを、お父さんやお母さん、なるせ和紙の里の皆さんらに褒めてもらって、みんな嬉しそう。こちらでの体験は、期待以上に楽しめたとの感想がたくさん聞こえてきましたよ。

 

 それぞれの宿泊先へ…

一行は、グルメペンションお山の大将ジュネス温泉ホテルブランの2つに分宿しました。私が泊めて頂いたのは、お山の大将。

 

オーナーであり、お昼ごはんの際にお世話になった 自然環境と食育を考えるママの会・会長を務める高谷聡子さん(写真)が夕ご飯に腕を振るって下さいました。さすが、“グルメペンション”というだけあって、お料理に力が入っています。近場で採れる、山の幸、川の幸がいっぱい!もちろんお腹もいっぱい!美味しいお料理、ご馳走様でした。

 

 

 

   

 昭和の昔遊び

それぞれの宿で夕ご飯をいただき、一休みした私たちは再び東成瀬村地域交流センターへ。村内の児童館で指導員を務める皆さんにお世話になりながら、昭和の遊びを楽しみました。お手玉、あやとり、めんこやゴム飛びなどなど。普段はゲームで遊んでいる子どもたちが、大人たちから遊びを習って楽しみました。お孫さんと一緒に参加した方が、難しいお手玉の技を披露してくれたほか、全員参加のけん玉大会は多いに盛り上がりました。
 ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆ 日本一の星空 ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆  

東成瀬で過ごす1日目を心行くまで楽しんだ私たちは、灯の少ない道をバスに乗って宿に向かいました。

 

夜空には、輝く満天の星たち。1999年に星空日本一に認定された東成瀬村の星空は、本当に手が届きそうで、今にも星くずが降ってきそう。


「それではまた明日、おやすみなさい zzz」

 


 

 
2日目

朝ごはん

グルメペンションお山の大将で迎えた清々しい朝にぴったりの朝食。
バイキング形式で野菜を中心にヘルシーなお食事をいただきました。

宿に一緒に泊まったご家族のわんぱく3兄弟は、昆虫が大好き!今回のツアーの参加も昆虫目当てで子ども達から「行きたい!」とお願いしてきたそうです。しかし、残念ながらこの日の宿周辺では昆虫が採れず…。諦めきれない3兄弟を見て、お山の大将の高谷さん親子が飼っている昆虫を分けてくれました。昆虫も自然の中で生かされている以上、常に手に入るとは限りません。それでも、高谷さん親子から譲ってもらったクワガタが嬉しくて、旅の最後まで大事そうに虫かごを抱えていました。
 

ぽよよんの森オートキャンプ場で 

2011年7月20日撮影

2日目の朝、参加者全員が揃って向かった先は、椿川地区にあるぽよよんの森オートキャンプ場。ブナ林の涼しげな緑が真夏でも心地よい気持ちにさせてくれる場所で、休日は多くの利用者で賑わいます。私たちはここで川遊びやバーベキューをしながら、ゆったりした時間を過ごしました。


ところで、「ぽよよん」の意味、気になりませんか?命名の由来をオーナーの高橋さんに聞くと、「小さい頃に、お袋に『ぽよよ~ん』っていってあやされたんだよなぁ。今で言う『高い高い』ってね」と、かすかに残る記憶を話してくれました。ここは、オーナーと同様に家族との思い出を大切にできる場所なのかも知れませんね。

昆虫採集~のんびり時間

このキャンプ場は、昆虫好きな子ども達には魅力的に目に映ったようです。そんな子どもたちを見ながら、「昆虫を見つけた成果を喜ぶだけではなく、探しているときのワクワクや夢中になれる気持ちをもてるようになって欲しい」と願うお母さんたちの気持ちも聞くことができました。

ここでゆったりと過ごす間に、参加者の皆さんの気持ちに触れることが出来ました。
「昆虫採集や川遊び、バーベキューなど親の目から見ても魅力的。子どもがある程度大きくなってくると、家族旅行でもすぐに飽きてしまう。でも、こういったツアーなら同じ年頃の友達が出来て仲良くできそうだから参加しました」

「お父さんは、仕事や(このとき、開催時期が重なった、)竿灯祭りに行かなきゃなくて。でも、“ツアーだったら安心だ”って送り出してくれました」

「東京から来ている孫を、いつも来ている秋田市でなはく、もっと田舎の方に連れて行ってあげたくて。集団生活が苦手な子だから、私も一緒に参加して練習になれば、と思いました。東京でも養殖の昆虫はよく見ているみたい。こういった自然の中で見つける昆虫はあの子には新鮮かもしれないわね」 

 
川遊び
キャンプ場の脇にある階段を下ると、浅瀬の成瀬川が流れています。水着を持参した子どもたちは早速着替えて、ためらうことなく川へと進んでいきました。小さな生き物探しに没頭したり、水をかけ合ったりと、大きな笑い声が響きます。アブがいるから、と栗駒食彩倶楽部の富田さんが虫除けにヨモギを火で焚いてくれる嬉しい心遣いも。東成瀬の楽しみ方や昔から言い伝えられる生活の工夫など、なんでも知っている富田さんは子どもたちに大人気でした(^^)
 
バーベキュー
川遊びを楽しんだ後は、バーベキューでお腹いっぱいに!自分のお父さん、お母さんだけではなく、新しくできたお友達やそのご父兄の方と一緒にこの時間を過ごしました。バーベキューのメニューのほかに、冷えた新鮮野菜やスイカも盛りだくさん!食後も休むことを知らない子どもたちは、遊びに夢中に。まるで、この時間を惜しむかのように、汗びっしょりになりながら走り回りました。「誰もゲームして遊ばないんですね」スタッフの方が一言。ゲームを持ってきている子どもたちはいたようですが、この2日間、そのゲームで遊ぶ姿は一度も見られませんでした。本来、子どもたちが夢中になれるものは、もっと身近にあったのかもしれません。
 

夏野菜の収穫体験

モニターツアーも終盤。最後の体験メニューは、地元農家である鈴木さんのご協力によって実現した夏野菜の収穫体験。日差しが強い午後でしたが、土に触り、どんな状態で作物が生長しているのか親子で観察しながら食に触れる貴重な時間になりました。

「枝豆って本当に枝みたいに成るんだね」「もっとよく探して。じゃがいも、まだまだ出てくるよ」どの参加者の皆さんにも発見があったようです。また、「私が小さいとき、農作業をやった記憶があるんです。子どもにも同じ体験をさせたいと思って参加しました」というお母さんも。

 

直売所でお買い物

全ての行程の最後は、直売所でのお買い物でした。予定にはありませんでしたが、参加者の皆さんの「東成瀬の野菜を買って帰りたい」というご要望に応じて、急きょ、夢なるせ直売所へ。 そして、道の駅十文字へも。こちらでも野菜のほかに、加工品などを購入される方がたくさんいました。こちらの男の子がおばあちゃんにおねだりしたのは“水鉄砲”。昭和の遊びを経験した影響でしょうか(^^)
 
 

「東成瀬に来るのは初めて」、「スキーをしに来たことはあるけど、夏は初めて」と、
多くの方が話す今回のモニターツアー。

自然美豊かで、田舎の原風景が残るこの村は、まるで秘境の地でもあるかのように
秋田市内の方には、遠い場所と感じられているのかもしれません。
 

しかし、このツアーに参加したことをきっかけに、
「秋田県に素晴らしい場所がある」と感じていただけたのではないでしょうか。
遠くて何も知らなかった場所が一変して、
急に身近な存在となり、誇りとなる。
まして、同じ県内への旅である私たちにとっては、自分達の住む場所を
今一度、見直すきっかけにも。

きっと、今振り返っても楽しい思い出が心に残るツアーだったからこそ、
言えることだと思います。

 

2日間を共に過ごした皆様、私にも楽しい夏の思い出ができました!
小さな子どもたちみんなにも、東成瀬で過ごした時間が心に残り続けますように。

どうもありがとうございました。

 

県南担当 けこさん 

 

 

 


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