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Photograph collection「Mt Chokai travel notes」
パート3 鳥海山の高山植物 Alpine plant of Mt Chokai


 

 

 

石畳(7合目扇子森)。自然の造形に思わずレンズが向いた。ところで君たちの名前は何だったかな?「さあ、そんなこと僕たちには関係ないさ」う~む、そうか。それでいいんだよね。何が何やらみんな咲いている。   夏の妖精(外輪)、チョウカイフスマ。鳥海山特産の可憐な星形の花。小柄で気品のある山の乙女が私にそっとほほえんだ。
山のしずけさは白い花
 

 

伝説の4人組(七高山山頂)、イワギキョウ。早朝の花たちは、徹夜で歌い明かすリヴァプール出身の4人組バンドの姿と重なった。Oh、Yeah!   岩蔭の詩、扇子森のヒナウスユキソウ。1888年、鳥海山でフランス人が発見し、学名はLeontopodium faurireiがつけられた。学名のごとくネコ科の足の裏のように見えますね。
 
岩壁の合唱団(外輪)、イワウメ。ゴツイ岩肌の荒々しさを和らげるように岸壁一面にイワウメが咲き誇ります。この見事な景観をどうぞお見逃しなく!   はにかみ(外輪周辺)、コイワカガミ。丸い葉っぱが鏡のようにピカピカの小岩鏡。花弁は、皆恥ずかしそうにうつむいている。

 

 

 

 
おはよう、おはよう(矢島町5合目祓川)。すがすがしい朝の日差しに目覚めると、元気なあいさつが聞こえてきた。
生えて伸びて咲いている幸福
  カタクリ。雪解けの殺風景な雑木林にでかけてみると、足元では可れんな花が二重奏を奏でていた。
 
恋する二人(7合目扇子森)、チングルマ。「64歳になっても一緒に山に登ってくれるかい?」「そうね、孫たちも一緒にね!」   雨の宝石箱(矢島町4合目善神沼)、エゾアジサイ。雨の中、青紫色が印象的だ。あじさいのあざやかな朝の雨上がり
 
渓流新緑(象潟元滝)。生き生きとはじける若い命を五月雨が祝福した。生えよ伸びよ咲いてゆたかな風のすずしく   春爛漫(由利郡西目町)、浜舘公園の桜。この時期黄砂で空気がかすむので、天気はよくてもシャッテターチャンスは意外と少ない。

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