冬の大地で遊べ!~大潟村第31回冬季ふるさと祭り~

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珍しく朝から快晴となった2月6日(日)、大潟村では恒例の「冬季ふるさと祭り」が開催されました
 
「歩くスキー」や「雪上宝探し」、「ポニー乗馬体験」など盛りだくさんのイベント内容に、大潟村内外から訪れた参加者たちは、キラキラと輝く雪の大地で、思い思いに遊びを楽しんでいました

★「歩くスキー」とは?
 「歩くスキー」とは文字どおり、急斜面やゲレンデを滑らず、締め付けの少ないスキー靴を履き板に固定するという簡単ないでたちで、平地で足を交互に動かし颯爽と「歩く」スキーです
 
ノルディックなんて、難しいものではありません
初心者でも大丈夫、全然怖くない!安心安全のスポーツです!(やたらと、念を押してみる…)

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大潟村グリーン・ツーリズム連絡協議会の小林さんも、飛び入り参加者の指導で大忙し!
 この日の参加者、悠来(ゆら)君は、初体験で早くもマスター☆何事も、小さいうちが覚えどきですね…。


 「歩くスキー教室」は、冬季期間中、毎週土日14時から開催されています
 県北担当・やっつの告知にもありましたように、2月11日(金)・12日(土)の両日、三種町森岳で行われる
「みたねグルメin森岳温泉」に、上岩川のグループと年に一度の顔合わせ交流を含めた体験教室が出張するそうですよ
 興味のある方、まずはこちらに足を運んでみてはいかがでしょう(さらに2月27日には、北欧の森公園で「県民歩くスキーの会杯」があるとのこと)。

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 丁寧な指導で子どもに人気の小林さん!

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 大人にも、大人気☆

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ポニーの乗馬体験もありましたよ!

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こちらは、三種町の児玉畜産より友情出演。

kaijyou 会場となったサンルーラル大潟前は、このとおりの人だかり!

wakadumakai テントでは若妻会のメンバーが、あっつあつの米粉ギョーザを振る舞っていました!

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 これが、米粉入り水ギョーザ。大潟村産の米粉ギョーザがお目見えする日も近い!

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五城目町の「夢舞明人」による、ヤートセの演舞もありました。エネルギッシュ!

 

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 写真は、大綱引き大会。力いっぱい綱を引き、寒さも吹き飛ぶ!

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 午後からは村民センター(シルバー人材センター)にて、「大潟村耕心会」が主幹となった慰労反省会が行われ、「歩くスキーの会」の代表ともなっている大潟村グリーン・ツーリズム連絡協議会の小林さんに誘われ、よどぎみもお邪魔させていただきました。
 「シルバー人材センター」・「大潟村耕心会」・「歩くスキーの会」は、メンバーが少しずつ被っており、今日は一年で唯一そのメンバーが一堂に会する日といったところでしょうか。
 それぞれが自分の役割を担い、多岐にわたる活動で 大潟村の地域振興を支えています。

 下段右から時計回りに、大潟村G・T連絡協議会の小林大蔵さん、大潟村が募集している「大潟村情報発信者入村事業」に応募し、5年ほど前から村の歳時記を自身のHP

大潟村日記)に綴っている佐賀さん、

大潟村G・T連絡協議会が発足する以前から民泊受け入れをされていたという、菊地さんと須田さん。他にも大潟村G・Tの受け入れ農家さんは、約20戸くらいあるそうです。

 小林さんは、「村にはホテルもあるし、立派な民宿だってある。今後は民泊だけでなく、宿泊先を選んでもらって大潟村に滞在していただけるようなプランを作っていきたい」と意気込みを話してくださいました。

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  皆さまお世話になりました!

 大潟村冬季まつりは30年程前まであった「村民運動会」が変化したもので、もとは冬に鈍った身体を強化するべく、大人から子どもまで村をあげ盛大に行われた農家の行事だったそうです
 「村民運動会がなくなってから、村内であっても知らない人が出てきた。もとは同じ入植者だってもよ、今は世代も変わったりして、子どもも見ない顔が増えてきた。大人が子どもを見守ってきた時代が懐かしく、大人も子どもも楽しめるイベントで、村民の絆をもう一度見直したい。村内で最近盛んになってきている国際交流も含め、村民が主体となって、人と人とのコミュニケーションをつなげたい」と、会場となった村民センター(シルバー人材センター)理事長の馬場登さんの言葉を聞いて、胸にぐっと込み上げるものを感じました。

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 笑顔で村内ツーリズムを満喫しました!

 「人と人とのコミュニケーションをもう一度見直す」…誰かがそこに行って、誰かが受け入れる。そこに交流が生まれる――。
 それはまさにグリーン・ツーリズムの精神につながっていくのではないでしょうか。

 よどぎみも仕事をとおして色んな場所に出向く度、様々な方との出逢いや交流がありました。
 大潟村の、この広大な大地を生かした人と人とのコミュニケーションが、これからもずっと続いていきますように…。

  人生二度目のスキーにチャレンジした、県央地区現地特派員 よどぎみでした。