美郷町の農業から学ぶ。
六郷高校×
美郷町都市農村交流推進協議会
2011年10月3日実施

秋田県立六郷高校が位置する美郷町。

この町の主産業は農業です。


「いのち」を育む産業への理解と体験を通し、

「生きる力」と「自分の進むべき方向」を見出だして欲しい…。

 

学校の先生方や地域の皆さんに共通する熱い想いや期待が、農業体験という
形で今回実現しました。同校1年生139名が地元農家13軒に分かれ、それぞれの
農家で貴重な時間を過ごしました。


地域の未来を担う若者たちが自分たちの育った町を見つめ直す機会を得たとき、
大きな虹が美郷町の空にかかりました。

 

*受入協力:美郷町都市農村交流推進協議会(会長:吉方和衛)

 
農家民宿 水穂の郷で学ぶ
大根の間引き作業
農家民宿 水穂の郷(代表:高橋智さん・写真下 後列左)にも生徒の皆さんが訪れました。水穂の郷のヨシおばあちゃんは、大の漬物名人。今回はその漬物に関する農作業のお手伝いが中心で、まずは広い大根畑に8人が散らばり、大きな声で会話をしながら間引き作業に挑戦しました。
間引きの作業を終え、農家さんから「ありがとう、一人でやってたらすごい時間がかかる。助かった」と声をかけられると嬉しそうにする生徒のみんな。
ぶどう漬けの下準備

ひと休みをするみんな。

そんな生徒の一人に、ヨシおばあちゃんのお知り合いのお孫さんが(写真左)。同じ地域に住みながら、離れた世代の交流は難しい中で、この出会いに喜ぶおばあちゃんが印象的でした。さぁ、次はぶどう漬けのお手伝いを!

 
高橋家では大根のぶどう漬けを作り、出荷もしているそう。
「お客さんの口に入ることを考えながら、丁寧に作業するんだよ」との言葉を受けながら、ぶどうの実をほぐすコツを、おばあちゃんと智さんから習います。
高く山積みされたぶどうの箱を片っ端から片付けるように、慣れてくると作業にスピードが出てきました。ぶどうをほぐす人、重さを量る人、それぞれの役割を果たし、作業を終えるとおばあちゃんから歓喜の声がもれました。「ありがとう!」
お昼ごはん


午前の農作業を終え、おばあちゃんが作ってくれた豚汁をいただきます。
体の芯から温まるような美味しい豚汁を、みんながおかわり。

一仕事終えた後のご飯は最高だね!

   
農家民宿 雁の里で学ぶ 

こちらは農家民宿 雁の里(代表:吉方和衛氏)。ちょうどみんなでお昼ごはんを食べているところでした。温かいいものこ汁で、こちらも午前中の疲れが取れたご様子(^^)。

ブルーベリー畑 

午前中は、昨年の秋に植えたというブルーベリー畑に、もみ殻を敷き詰める作業を行ったそうです。雑草の発生防止や冬の寒さからブルーベリーを守る効果があるそう。

 

ブルーベリーは、今回手入れをした彼らが3年生になったとき、念願の初収穫となります。「採りにこいな」とお父さんから声がかけられていました。

籾(もみ)すり、袋とじ
吉方さんのお宅では、午後から籾摺り機の前で見学・作業を行いました。一袋に30㎏の玄米が入ると、袋とじのお手本を吉方さんが見せてくれます。それを見ながら実際にやってみるのですが、初めてなのでなかなか難しい。「失敗してもいいから、まずはやってみて体で覚えよう」とお父さん。この後、男子生徒のみんなはこの袋の移動を頑張りました。

作業が終わると、お互いに「ありがとう」の感謝の気持ちが伝えられる場面がありました。

 

生徒のみんなにとって「農業」に触れることは、「おもしろい」「楽しい」という気持ちに繋がったようです。


また、吉方さんから生徒のみんなに御礼の言葉と一つのお願いがありました。それは、「挨拶」をすること。地元の高校生である彼らに、たくさんの希望や期待を込めてのお願いでした。

 

 

農作業を終え、迎えのバスを待っている時間の出来事。

「みんな、早く集まれー!」というお父さんの大きな声のもとに集まって、
田畑にきれいにアーチがかかった虹の前で記念写真。

 

大興奮のみんなを見ながら、この一瞬の出来事に意味を見出そうとして
しまったのは、きっと私だけではないでしょう。

取材前に伺った、学校の先生方や受入団体である美郷町都市農村

交流推進協議会の吉方会長の想い。それらが素直な生徒のみんなに

届いたような気がして、嬉しくなりました。

 

 

県南担当 けこさん

 

 


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