ふるさと学舎 杯

第1回 中滝ヒップスキー大会

~鹿角市 中滝ふるさと学舎 冬限定イベント~

2011年1月30日(日)鹿角市の中滝ふるさと学舎(協議会会員)で、

冬限定イベント「ふるさと学舎杯 第1回中滝ヒップスキー大会」が開催され、

18人の選手が雪まみれになりながら初代タイトルを目指し熱戦をくりひろげました !

 
肥料袋でけっつ滑り!
   

時折雪が舞うものの、吹雪くこともない穏やかな日曜日。まさにヒップスキー日和です。
ヒップスキーとは、雪で作った斜面をおしりもしくはビニール袋を敷いて滑り下りる遊びです。

巨大な雪の滑り台を作れるくらいの豪雪地帯ならではの遊びといえるでしょう。
試合会場となる鹿角市十和田大湯の中滝ふるさと学舎の校庭には、

地域住民の助けを借りて、高さ5~6mほどの大きな雪の滑り台が一基用意されました。

 
 

昨年5月にオープンした中滝ふるさと学舎が、学舎として初めて迎えるこの冬。

事務局長の門下さんは、秋からこの大量の雪を活かしたイベントを考えてきました。
そこで思いついたのが、このヒップスキーです。

地域によってはけっつ滑り、けつ滑りなど言い方もそれぞれのようですが、

鹿角ではちょっと上品に☆ヒップスキーと呼ぶ人も多いそうです。
大会には鹿角市をはじめ大館市や秋田市などから18人がエントリー。

体育館で開会式と選手宣誓(大湯小学校田代分校6年生 橋野柊太くん)が行われ、
いよいよふるさと学舎杯 中滝ヒップスキー大会の第1回大会スタートです!

 
いやっほ~い☆

競技開始前、学舎理事である佐藤博久さん(協議会発行 moi第2号でご紹介)が、

正しいヒップスキーの滑り方を参加者に伝授。滑り下りてきて止まってからが肝心なんだとか。

頭を下にしたり、横を向いて止まったら(左写真)、
エイッと思い切り方向転換をして足を前方向に投げ出す(右写真)!!

そうすると足の長さの分だけ距離が延びるんだそうです。だいじ、だいじ。

 

大会は4つの部門に分かれています。
小学校以下の部、小学校低学年の部、小学校高学年の部、そして一般の部の4つです。
みんなに賞をとってもらいたいからと、門下さんが部門を細かく分けました。

一般の部にはお父さんやお母さんもしっかり参加!みんな1位を狙ってスタート地点に到着。

上から見るとけっこう高いんですよ。スタートするまでが一番ドキドキしますね。

 

大湯小学校田代分校の子どもたちはヒップスキーのベテラン。現役選手です。
「足を上げて、頭もちょっと上げる」と、上手な滑り方のコツを教えてくれました。

この子たちは、中滝ふるさと学舎の前身、旧中滝小学校に通学した子どもたちです。

廃校になりその役割を変えてしまった今でも、こうして学舎のイベントに参加をしています。
12月から3月の間は冬季分校に通っている5人の子どもたちです。
◎大湯小学校田代分校ブログ「田代分校にっき」

 
   

地元の子どもだけでなく、鹿角市や大館市からも親子が参加しました!

子どもはもちろんお父さんもお母さんもずっと笑顔が絶えません。

ヒップスキーは、10年ほど前まで鹿角市でイベントとして行われていたものなのだそうです。
補助金を受けて行っていたイベントだったため、近年では行われなくなっていましたが、
「補助金ありきの遊びじゃない。ちゃんと参加費をもらって継続していける“大会”にしよう」と

事務局長の門下さんが思いつき、ふるさと学舎杯という形に漕ぎつけました。

「だから大人はけっこうやったことあるけど、子どもには新鮮だったみたい」と門下さん。

 
   
大人も滑る。スイー。 スイー。
   
県央特派員 よどぎみも滑る。ズン・ズン・ズン! …えっ?!
よどぎみはプライベートで参加です。現在はじめてのふるさと学舎を満喫中☆
 

もう一回!さぁ、初代タイトルは誰の手に!?

 
遊び方は無限大

中滝ふるさと学舎の校庭には、ヒップスキーの滑り台のほか、巨大なかまくら2基と雪像、

チューブのトンネルなどたくさんの遊び場が用意されています。
この日は特別に、大会の測定結果を集計している間スノーモービルが登場して、

子どもたちが乗ったスノーチューブが校庭を走り回りました!

 

遠心力に負けると、こうなります。ズコッ!

「転ばねば面白ぐねがらな、ははは」と

ギャラリーは勝手に言いますが、

落ちるほうはなかなか痛い!

それでも青空が眩しいくらいの雪原では

風を切って走るこの瞬間が

たまらなく気持ちがいいんです!

落ちても落ちても何度も挑戦する子どもたち。

   

これだけ遊べばおなかも空きます。
鹿角市産淡雪こまちのみそ付けおにぎりを

炭火で焼いていただく!ん~、贅沢。

学舎を運営するNPO法人かづのふるさと学舎

理事長の湯瀬政弘さんが、

焼きいもを作ってくれました。ほっくほく!

 

さらにかまくらの中では学舎理事の木村果樹園の奥さまが作った甘酒とおしるこ。

どちらも手作りでやさしい味がしました。心もおなかも大満足です。 

 
 

さていよいよ結果発表!表彰式は校庭でそのまま行われました。
4つの部門で個人とペアそれぞれ3位まで表彰され、賞状と景品が贈られました。
1位には鹿角市産淡雪こまち新米やカフェこもれびでのお食事券が贈呈されました。
みなさんおめでとうございます!

 
   

そのお食事券を使ってもよし、使わなくてもよし。

あれ?みなさんさっき甘酒とおしること焼きいもまで食べてませんでしたっけ???
と思いつつも、
わたしは鹿角牛のクリームパスタを食べ、
よどぎみは鹿角牛ステーキセットを食べました!うまそう…。

 
 ☆きょうのベストショット☆

近くの大湯地区から参加した女の子。手には領収書と景品のお食事券。

ミニ鹿角牛カレーを食べた分は自分でお支払いでしょうか???

 
 

雪国秋田といえども、子どもが雪遊びをするための場所というのはなかなかないもの。
スキー場は危ないからと敬遠する親も少なくありません。

そうした中、複数の大人の目の届く範囲で、危険も少なく一日中雪にまみれて、
疲れたらかまくらで休んで、
おなかがすいたらカフェでご飯を食べる。

眠くなったら暖炉の前で寝たっていい。
中滝ふるさと学舎はそうした“あったらいいな”がギュッと詰まった場所なのかもしれません。
それは、もしかしたら、ここがかつて学校だったからかも。

 

鹿角の山奥、秋田のはじっこ、隣はもう青森。

だけど、ここには“わざわざ”来る価値が十分にある。
満足した様子で帰っていくみんなの笑顔を見ていたら、そう思わずにはいられませんでした。

 

県北担当 やっつ

 


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