“あきたでアグリビジネスを”移住就業トライアル研修事業

あきたのグリーン・ツーリズム体験研修
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2017年2月18日(土)~20日(月) 〈仙北市、羽後町、由利本荘市〉

豊かな自然、おいしい農産物に恵まれ、温かい人々がいる秋田。
移住先に秋田を選び、そしてグリーン・ツーリズム(以下、GT)のある暮らしを具体的にイメージしてもらおうと、真冬の3日間にわたって移住希望者の皆さんと一緒に体験研修を行いました。それぞれのスタイルで、お客様と農を通じた交流を重ねている農家民宿や農家レストランのオーナーの皆さんにお話をうかがい、農家の暮らしやお客様へのおもてなしを実際に体験していただいた研修の様子をご紹介します。

・写真:研修2日目 かやぶき山荘 格山(羽後町)にて

1日目(2月18日)
     
首都圏、宮城県など県外在住の20~60代の皆さんにご参加いただきました。集合後、一行は仙北市のかたくり館に向かいました。   そこで待っていたのは、GT西木研究会会長で農家の宿 星雪館オーナーの門脇富士美さんです。
     
この日は、仙北市西木地区のお母さんたちが秋田内陸縦貫鉄道の企画列車「ごっつお玉手箱列車」でお出ししているごっつお(ご馳走)を昼食にいただきました。地元の食材を使った心のこもった手作り料理は、都会の方には贅沢に感じていただけたようです。   食後、仙北市のGTの取り組みについて、仙北市農山村体験デザイン室の田口さんにお話を伺いました。仙北市は、秋田だけではなく、今や日本のGT先進地と言われています。近年は、教育旅行のほか、外国人旅行客の受入にも力を入れています。
     

1日目の宿泊先となる民宿の皆さんにもご参加いただきました。

ご自身も20年前に秋田にUターンした経験をもつ農家民宿 輝湖の高橋輝子さん。

  農家の宿 星雪館の門脇富士美さん。就農した際の体験談や民宿や直売所で出会うお客様との交流、その楽しさを教えてくれました。
 
おばあちゃんと民宿を営む農家民宿 のどかの高橋由希子さん。若くしてオーナーとなった際のエピソードやそれからのご自身の心境の変化などお話してくれました。   農家民宿 くりの木の佐々木弘子さん。仙北市の特産品である西明寺栗を家族で栽培することや農業の楽しさ、栗の加工や販売についてお話いただきました。
 
退職後、蕎麦屋を開業した手打ちそば 野の花庵の藤村義夫さんにもお話しいただきました。地域のそば生産者やそば店の皆さんと結成したグループ「遊楽3トピア」の活動のお話からは地域に溶け込んで、同じ志の仲間と取り組むことの楽しさや充実感が伝わってきました。   その後、お集まりいただいた皆さんとで質問タイムを設けました。この日の昼食を例に挙げ、日頃、口にする食の大切さを中心に話が盛り上がりました。そして、宿泊先の各宿に移動して、ゆったりとした時間をお過ごしいただきました。
 

農家民宿 輝湖    農家の宿 星雪館
 
農家民宿 のどか   農家民宿 くりの木
それぞれの宿で、その家族と語り合う豊かな時間。その時間を通じて、「農家民宿を開業するイメージが見えてきた」、「お母さんたちがつながり合い、助け合って生活しているのが良くわかった」という感想をいただきました。
 
2日目(2月19日)
     
2日目の朝は、お別れセレモニーからスタート。

お世話になった農家民宿の皆さんとパチリ。1泊ではありますが、参加者の皆さんにとっては、大事な「つながり」をもてる家族との出会いになったのではないでしょうか。
 
一行は、仙北市から雪深い羽後町田代地区・かやぶき山荘 格山へ移動しました。すごい雪!   格山オーナーの阿部雄太さんからご挨拶。阿部さんも都会から羽後町に戻ったUターン者です。
 
挨拶後、格山の土間で餅つき体験に挑戦。阿部さんがお手本を見せてくれました。   皆さんも重い杵を振り下ろす体験を。臼を囲んで、「よいしょ!よいしょ!」と掛け声がかけられました。相の手は、阿部さんのお母さんです。
 
つきたての餅は、皆さんによって丸められ、昼食としていただくことに。   その間、阿部さんは自らが打ったそばを茹でてこちらも昼食準備。
 

こちらが昼食のお膳です。手打ちそばから時計回りに身欠きニシンと干し大根の煮物、大根なます、サラダ寒天、漬け物です。

※サラダ寒天…マヨネーズで和えた野菜サラダを寒天で固めたもの。何でも寒天で固めてしまう秋田の郷土料理のひとつです。

  二の膳は餅づくし!つゆっこ餅にきな粉、あんこをまぶした餅をいただきました。

菅原さよ子さん

 

渡辺佐さん(後列右)、崎山健治さん(後列右から4番目)

午後は、阿部さんをはじめ、羽後町の地域おこし協力隊である渡辺佐さん、崎山健治さん、新潟県から田代地区に嫁いだ菅原さよ子さんにもお集まりいただきました。

 

阿部さんから具体的な取り組みとして、地域住民と外部の会社の協力を得ながら外国人旅行客の受入をしていること。菅原さんから、嫁いだ地域の伝統行事「花嫁道中」の継続に力を注いだお話。秋田に移り住んだお二人から、羽後町の好きなところや移住するときのポイント、人との関わりについて感じていることなどをお聞きしました。

 

参加者の皆さんから、「Uターンされた方、外から来た協力隊の方のお話が聞けて、とても貴重な機会でした」、「秋田に全く縁のないところから移住し、スタートしたお話は、実際に自分が移住する上でのイメージをふくらませることができた」という感想がありました。

 

移住する上で何を大切にすればいいか。それが見えてくるような時間となったようです。

このあと一行は、由利本荘市に向かいました。3軒の農家民宿に分かれ、それぞれの宿でまたゆったりとした時間をお過ごしいただきました。
3日目(2月20日)
 
農家民宿・産直やしおの大坂真理子さん(右)と日出雄さん(左から2番目)ご夫妻。   農家民宿 開墾の里の鈴木和子さん(左から2番目)。

 

農家民宿 自然満喫家の茂木栄一さん・訪子さんご夫妻(左から1・2番目)。   果樹農家を営む自然満喫家では、かんじき体験ができたようです。他にスノーモービル体験も!
     
 

ご参加いただいた皆さんの感想

・セミナーでは得られない体験研修は、有意義なものでした。その土地とその中で暮らしている人との交流、考えは今後の自分たちの移住に役立ちます。

・今回は、「あきたのグリーン・ツーリズム体験研修」に参加させていただきありがとうございました。とてもよい体験となりましたし、移住に対して一歩前進できたと思います。農家民宿への滞在は、日中もできたらよりよかったかなと思います。

 

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秋田に移住すること、この地でグリーン・ツーリズムのある暮らしを始めること、実践していくこと、それに不可欠な地域住民との関わり方や協力…。今回の研修はそれを知り、考えるいい機会にすることができたのではないでしょうか。また、企画した私たちも参加した皆さんがこのような情報を常に求めていることを再認識できました。引き続き、「秋田で暮らしたい」、「グリーン・ツーリズムに興味がある」といった声に届く情報を発信していきます。

 

主催:秋田県

企画運営:NPO法人秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会

 


秋田花まるっ 元気通信

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