いぶりがっこう
樽上げ体験
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2015年1月18日(日) 〈仙北市〉

 
 昨年11月にいぶしを行い漬け込んでいた大根が、いよいよ漬け上がりました。「いぶりがっこう」のお二人もその出来には自信を見せます。今回は、オーナーの皆さんと一緒に、漬け上がり後の大根を樽から出して作業する「樽上げ作業」を行いました。会場は、仙北市西木町のかたくり館です。
 
 樽上げ作業
 
まずは、いぶりがっこうのお二人からご挨拶。代表の西宮三春さん(右)と村岡歩(左)さん。   オーナーの皆さんは、イベントの度に顔なじみとなり、すっかり和やかな雰囲気。
 
こちらが樽から出したばかりのいぶりがっこ。いい香りがします。   早速、大根の表面だけでなく、しわの中にまで入り込んだ具材を水で洗い流しました。
 
しわの中に米ぬかが残っていると苦味になってしまうため、細かく作業して落とします。このあと味見もOK!   洗い流した大根は、3-4日乾かしてガス抜きするためすぐに真空パックはできません。予め用意しておいてくれたのがこちら。
 
それを、ご自分の好きな大きさにカットしてパックに詰めました。   一袋に入るのが100グラム程度。食べ応えを考えて厚切りにスライスしたり、みじん切りにする方も。
 
この日は、テレビ取材も入りました。こうして、「いぶりがっこう」の取り組みを少しでも多くの方に知って欲しいですね!   いい色合いのいぶりがっこ。スライスしながら、味見の手が止まらなくなりそうです♪
     
かたくり館では、近辺に住む方から依頼を受けて、ここで真空パックと熱殺菌を行っています。  

オーナーの皆さんのいぶりがっこも、パック詰めまで作業して、あとはかたくり館にお願いしました。

 
真空パックしたものを見せてもらいました。これに「あきたいぶり美人」の文字が入った帯を巻いたら商品の出来上がり!無添加・無着色の体にやさしい秋田の味です。
 
 ☆おやつタイム☆
 
作業も一段落して、みんなでお茶タイム。ほっとゆっくりする時間です。   西宮さんたちが用意してくれたパンに西明寺栗のペーストを塗って。ペーストは、農家民宿くりの木で作ったものだそうです。
 
西明寺栗の渋皮煮も登場。この栗は、西木町の特産品です。西宮さんと村岡さんは、いつもその地域の美味しいものを教えてくれます。また、一足先に自分で漬けてみたといういぶりがっこを持参してくれたオーナーさん、ご実家のある千葉県のお土産・落花生を差し入れしてくれたオーナーさんも。
 
そば打ち体験&昼食
 
休憩後、それぞれの車でかたくり館から車で5分程の場所にある、農家のそば屋一助を訪ねました。   仙北市は、そば産地なんですよ。店主の澤山純一さんは、生産から提供まで行っています。早速、そば打ち体験に挑戦!
 
そば粉を粉ふるいにかけます。お子さんには、とても楽しい作業だったよう(^^)品種は、「常陸秋そば」です。   一助のお父さんの指導で、ふるってよく混ぜた粉に水を入れてまとめます(水まわし)。「ここが大事!」
 
指を立てて、手早くかき混ぜているうちに、塊ができてくるので一つにまとめます。   まとまったそば粉は、台に移して回転させながら少しずつ伸ばしていきます。
   
全体が均一の厚さになるように、そして丸く…。   次にめん棒を使って、均等に力を入れてのしていきます。
 
ある程度まで大きくなったら、こうしてめん棒に巻き付けて、くるくる回転…。どんどん大きく伸びていきますよ。   最後は、のしたそばを畳んで切っていきます。皆さん、難しいと言いながら細く均等に切っていましたよ!
 

打ち立てのそばを早速いただきました!「自分で打ったそばは本当にうまいんだよ」とお父さん。たっぷりのそばでしたが、言葉通りに皆さん完食です。ここでもオーナーの皆さんは、仙北市の「食」を味わい、楽しみました!
 
 

「子どもがいぶりがっこが好きなので、参加してみようと思った」、「秋田で農業体験してみたくて、探していたら『いぶりがっこう』を見つけて問合せした」など、参加理由は様々なオーナーの皆さんですが、自分たちで作った「いぶりがっこ」を食べたときの感動は同じ!「深い味わい、美味しい」と感想を言い合いながら召し上がる皆さんなのでした。そして、仙北に来たからには!という「いぶりがっこう」のお二人の想いで、毎回趣向を凝らした食や体験を楽しんでいます。

 

秋田ふるさとオーナー2014特設ページ、またはいぶりがっこうにて情報更新中!今年度最後の体験は、こちらいぶりがっこうFacebookも随時更新中です。