旨いどぶろくが呑める宿

平成23年度現在、秋田県内には9つのどぶろく特区があります。

うち2つの特区では、協議会会員の農家民宿オーナーが許可をとっています。

他のどぶろくに負けたくないと、こだわりを持って美味しいどぶろく仕込んでいますよ!

能代市 星場台「雪こまち」(能代里山酒造)

※今年は紅いどぶろく「桃こまち」の仕込みはしておりません。

昨年の在庫のみの販売となりますのでご了承ください。

能代市の農家民宿「星場台」は、能代山本地区では第一号となる農家民宿。

古民家を改修した建物には土間が残り、冬は薪ストーブが冷えた身体を温めてくれます。

主人の野村良子さんは、平成18年にどぶろく製造の許可を取得。
自宅敷地内に「能代里山酒造」を建て、
仕込んだどぶろくを宿泊客にふるまっています。

どぶろく造りに掛ける野村さんの想いを伺いました。

   

酒の香り漂う狭い室内では、瓶詰め前のアルコール度チェックが行われていました。

野村良子さんのどぶろく仕込みも今年で6冬目。
女性個人で製造許可を得ているのは、県内でも野村さんただひとりです。
幾多の失敗や昼夜問わずの温度管理の苦労を乗り越え、今では全国各地から注文がきます。

平成20年からは、特別な酵母を取り寄せた紅いどぶろく「桃こまち」の製造も始めた野村さん。
「(県内でも)どぶろく特区が増えたから、常に新しいことをしないと取り残されてしまう。

いつも一歩前に出ていないとダメだっていう使命感に駆られるのよ」と意気込みます。

   

結婚し桧山に嫁いできた野村さんは、農作業と子育ての毎日に、

「つまらない自分の人生をどうにかしたい」と漠然と考えていたそうです。
そんな時出会ったのが“グリーン・ツーリズム”でした。

「変わった生き方もいいかなと思って(笑)」と起業を決意した当時を振り返ります。
「ただの農家の主婦だったら体験できなかったことができている。

今こうして気づくのは“自分の夢は諦めなければ叶う”っていうことなの。

夢が叶うっていうのはそれを叶えたいか、諦めるかっていう2つしかない。
気苦労も多いし、諦めるのは簡単だけど、わたしは常に挑戦していたいと思う。」

今年のどぶろくもまもなく完成。2月上旬には新酒を味わうことができます。

能代里山酒造 どぶろく「雪こまち(白)」〈購入可能〉
<冷凍>生きた酵母のピリピリ感が特徴 
720ml 1200円、1620ml 2700円   

<殺菌済み>口当たり良く、なめらか 300ml 500円、1000ml 1700円
 ※野村さんの自宅裏の「能代里山酒造」で直接、また郵送(代引き)で販売しています。
 ※紅いどぶろく「桃こまち」は値段が若干異なります。注文の際にお問い合わせください。

【問い合わせ】 能代里山酒造 

〒016-0151 秋田県能代市桧山字星場台129 電話/FAX 0185-58-5344 

 
八峰町 夕映の館「白神の炎(あかり)」(本館濁酒醸造所)

八峰町の体験型宿泊施設「夕映の館」(本館濁酒醸造所)の斉藤進さんは、

ワインのようなスッキリとした味わいのどぶろくを目指しています。

天然塩をまいて育てるあきたこまちを裏山の白神山地の地下水で仕込み、

その酵母には近年注目されている「白神こだま酵母」を使っています。

同じ味が出せるようになるまでは売らないとこだわる斉藤さんのどぶろくは、

今のところ宿泊客だけが味わえる特別なお酒です。

 

 

「自信を持って同じ味を出せるようになるには、少なくても3年はかかる。

去年はうまかったけど、今年は…って一度お客さんに思われると信用がなくなるでしょ。

酒造りは本職ではないけど、物づくりっていうのはそういうものだと俺は思う。

人と人との繋がりを大事にしたいんだよ」と斉藤さん。
夢は、ワインのように熟成ができる“一年もののどぶろく”だという。
「人と違うものを造ることで対抗できる。

甘くて、辛くて、二日酔いがなくて、いつまでも飲んでいたい、そんな酒を造りたい。

簡単にいえば“楽しく飲める酒”ってことだな(笑)」
将来的にはもっと醸造量を増やしたいという斉藤さん。販売される日が楽しみですね。

【問い合わせ】本館濁酒醸造所

〒018-2655秋田県山本郡八峰町八森本館51-3 電話0185-77-2111

   

秋田花まるっ 元気通信

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