農山漁村は今、人口減少や高齢化、地域コミュニティ機能の低下、地域経済の低迷など、たくさんの課題を抱えています。 その一方で食を通じた交流や豊かな自然を巡る観光、子どもの体験教育などを都市住民が農山漁村に求める声も増加しています。そんな多様なニーズに対応できる受入態勢を構築するため、既存メニューの磨き上げを行い、国内外に情報発信することで農村での交流拡大を図りました。
オリジナルメニュー調理講習会(専門家派遣業務)
県内3地区に料理の専門家を派遣し、地域資源を活かした飲食メニューの開発・講習を行いました。 開発したオリジナルメニューは、農家民宿等の実践者に講習会を通して普及・提供することを目指します。
【専門家】クレンジングフード&ナチュラルフードコーディネーター 長谷川ちひろ 氏
<秋田県内3地区で実施した本事業について、講師を務めていただきました>
パティシエとしてウェディングレストランの会社に13年間勤務。パティシエとして働く傍ら、野菜ソムリエの資格を取得。アレルギーを持つ友人の子どものため、アレルギー対応デザートや野菜を使用したデザートの研究を始める。社内でもアレルギー対応のレシピを開発。現在はレシピサイトでの公開も行っている。ローフードやマクロビオティックを通して自身の体調不良を治したことをきっかけにクレンジングフードを広めて行きたいと想い、クレンジングフードコーディネーターとして活動中。
ツーリズムEXPOジャパン2019 大阪・関西(農泊マーケティング業務)
秋田県内のグリーン・ツーリズムの取組を全国にPRするため、旅の総合イベント「ツーリズムEXPOジャパン2019大阪・関西」に業界関係者(秋田県 農林水産部 農山村振興課枠)として参加してきました。旅行会社や観光業界との商談及び、全国の先進地域の情報収集や新しいビジネスモデルのヒントを得るため、出展と視察をしました。