第２回グリーン・ツーリズムサロンについて

 

第２回グリーン・ツーリズムサロンの報告

８月２１日（水）に「令和元年度グリーン・ツーリズム花まるっ大学　グリーン・ツーリズムサロン」の第２回を開催しました！
今回の研修は行列のできる農家レストラン「ゆう菜家」を訪ねました。参加者みんなで足を運び、行列を体験。昼食をいただいてから、ゆう菜家の浅野育子さんからお話を伺いました。

 

集合は遊学舎。はじめに、参加者皆さんでお互いに自己紹介と近況報告をしました。
出発前のオリエンテーションとして、藤原絹子事務局長、谷口光希事務局員から第一回のグリーン・ツーリズムサロンの振り返りの報告がありました。続いて柴田桂子事務局員による「秋田の農家レストラン」についてミニレクチャーが行われました。

 

その後、各自でゆう菜家へ移動です。2組、3組と連なる行列に一緒に並んで順番を待ちました。一般のお客様が大勢いましたので写真撮影は行いませんでしたが、この行列もゆう菜家の日常風景。その雰囲気をたっぷりと味わいました。
日常の一コマを体験した後は、皆さんお待ちかねの昼食体験！
写真は人気の「母ちゃんにおまかせセット」。モロヘイヤ・しいたけ・古代紫米・ヤーコンの４種類の麺と温・ぶっかけ・ざるの３種類の組み合わせに、季節の一品、天ぷら、ごはんに漬物、デザートまで（！）、ボリュームたっぷりのメニューです。この日はなすの揚げ浸しに、ミョウガごはん、なすの漬物と黒豆ゼリーでした。
モロヘイヤ餃子もついて、お腹いっぱい。

 

食後は浅野さん宅のお庭にある立派な東屋で、この時期限定のブルーベリーアイス（自家製ソース添え）をいただきました。さっぱりとした味わいで、お腹いっぱいのはずが、あっと言う間にペロリ。涼んだところで、浅野さんからゆう菜家についてのお話をしていただきました。

 

「ゆう菜家」は、今年10月で20周年を迎えます。現在は野菜の収穫から製麺、お店の店員を総勢11名で行っています。息子さん夫婦は製麺の部門で作業をしています。
浅野さんの朝は3時半、野菜の収穫から始まります。その日、畑で採れたものをどう料理に出すかを考えながらの作業です。料理の仕込みをして、11時にはお店が始まります。14時半のオーダーストップまで、毎日60人から、多くて100人ものお客さんが来るそうです。なかには、週に一度は来るリピーターのお客さんも。
「いつも自分たちが食しているものに対し、並んでまで食べてくれるお客さんがいる。オープン当時も今も不思議に思うが、ありがたい」と浅野さん。
最近は、子供連れの若いお客さんも増えているそうです。この日も、赤ちゃんを連れた家族がいらしていました。野菜嫌いの子どもが、ゆう菜家の天ぷらなら食べられると言ってもらったことも。
ゆう菜家のメニューには、外で仕入れたものは多くありません。お肉も、モロヘイヤ餃子に使われているくらいです。「野菜でも満足できるボリュームを」と仰るとおり、女性はもちろん、男性も満足できるボリュームのメニュー・品数でした。

「いつも新しい料理作りに挑戦しているし、これからも挑戦していきたい」
これからの時期はマコモダケがメニューに上るそうです。知られていない野菜を料理して提供できるということは、お客さんに調理の仕方を覚えてもらえる機会であり、強みだと浅野さんは言います。
お店が閉店してからも、次の日の漬物の仕込み。夜まで浅野さんの仕事は続きます。けれど、浅野さんの表情からは笑顔が絶えません。
季節で変わる絶品料理に、新しい味との出会い。それに、力強い、母ちゃんの笑顔。
きっと次もまた来よう、並んでも来ようと思わせる味と雰囲気が、そこにはありました。

 

参加者の声

 

次回のグリーン・ツーリズムサロンの開催は１０月１６日（水）の開催です。

農家の宿　星雪館（仙北市）を訪問します！
海外からのお客様も多い農家民宿 星雪館に実際に足を運び、雰囲気を体感します。
希望者は宿泊も可能です。

 

農家レストラン　ゆう菜家

ゆう菜家　協議会会員ページはこちらからどうぞ

住所

秋田市雄和向野字前開45

TEL/FAX

018-887-2866　/　018-887-2881

営業時間

11:00～15:00（ラストオーダー14:30）

定休日

毎週木曜日（1・2月は冬期休業、春・夏・秋 農繁期に休業あり）

座席数

28席

駐車場

15台

公式ホームページ