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Flower travel 5 Enter upon winter
 多くの登山者で賑わっていた駒も、新雪の来る十月中頃になると静けさを取り戻す。
 駒の魅力は、花々を着飾ったおしゃれな夏にあるのだが、初冬の頃から見せる寂然としたその姿もまた魅力いっぱいである。

 

 

新雪清静。11月の末、初冬の深雪を押して駒登山を試みた。新雪をまとって輝く厳しい男岳が美しかった。横岳から。 曙光。駒に届く冬至の朝光が欲しかった。その頃の駒は撮影できる晴れの日が難しい。

ブナの冬花

雪ぼうず
 厳冬期に乳頭温泉郷上部のブナ林を行くのも面白い。そこに造られたさまざまな雪のフォルムに出会うのが楽しい。

 

 

暮光。曙光と同じく暮光で捕らえてみたかった。 屏風岳輝く。3月上旬、深雪に埋もれた稜線はまだまだ厳寒の砦だった。横岳に続く馬ノ背の屏風岳だけが白く輝いて美しかった。
北辺の駒。駒の北側からモルゲンロートに染まる駒を見たかった。(光が北辺に回る3月)刻々と変わってゆく光の演出に深い感動を覚えた。蟹場温泉上部から。 紫嵐。蟹場温泉の上部からアーベントロートに染まる駒を見たかった。しかしこの日は幸運にも荘厳な紫色に染め上がってゆく駒の夕暮れだった。
雪帽子。風雪の続いた翌日は快晴となった。先達川を行くと川面に、多くの雪帽子が夕方の斜光線に浮かんでいた。 凍りつく山稜。11月の末に横岳から馬ノ背を渡っていた。深い雪の中で岩根に根付くミネザクラ等の潅木が凍り付いて美しかった。阿弥陀池小屋が見える。

 

 

 

駒燦爛。3月上旬、スノーワールドタザワ・スキー場の上部で、夕日に映える駒を見た。まばゆいほどに美しく輝く駒だった。 エビのシッポ。3月上旬、男岳山頂にできた造形だ。濃いガスと烈風の成せる業が面白い。

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