私は2月、秋田に10日間滞在しました。泊まったのは農家民宿で秋田の家族と毎晩夕食を共にしました。正直最初は不安でした。なぜなら私はほとんど日本語が話せないからです。だけど、秋田の家族はみんな私の伝えようとしていることを真剣に聞いてくれて、ゆっくり話しかけてくれました。数日で、私の不安はなくなり、言葉はなかなか通じませんでしたが、ここでやっていけると思えるようになりました。

感動したのはホストファミリーだけではありません。出会う地域の皆さんが私たちのことをいつも気遣ってくれて、私たちの滞在を最高のものにしようと色々動いてくださいました。私たち台湾人が特に気に入った食べ物がいちごでした。台湾でもいちごは食べられますが、秋田のいちごはとても大きく、すんごく甘くて、みんな大好きになっていました。

そうすると、地域の方が、そんな私たちを見て、最終日にいちご狩に連れて行ってくれました。私たちは「やった!」と大喜びしました。雪が降る秋田県でどうやっていちごが出来るのかなと思っていたら、農場について納得しました。そこには綺麗なビニールハウスがありました。

中に入ると、びっくりです。とても暖かく、メガネやカメラが水蒸気で曇るほどでした。この農場ではビニールハウスで育てることで冬からいちごを育てることができるようになったようです。何種類ものいちごが並んでいて、食べ放題です!私たちはホストファミリーと一緒にいくつも食べました。

ハウスの中にはミツバチも飛んでいて、まるで春がやってきたみたいでした。今は真っ白な秋田県ですが、緑いっぱいの秋田県にももう一度きて、秋田の皆さんに再会したいなと思いました。(台湾)