地域の農家と語ろう!交流しよう!
ふるさと体験in田代・仙道

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2015年11月14日(土)~15日(日) 〈羽後町田代・仙道地区〉

「地元の子ども達にも、地元で農家体験を。」羽後町田代小と仙道小に通う児童の皆さんが、地元の田代・仙道地区で農家体験を実施しました。
来年度には、田代小学校と仙道小学校は合併し、一つの小学校になります。子ども達同士も仲良くなることはもちろん、同じ学区になる2つの地域住民の皆さんとも仲良くなろう!ということで、実施しました。

     

【11月14日(土) 1日目

全体歓迎セレモニー

 
今回のメイン会場となった「旧長谷山邸」。田代地区で大切にされている交流施設です。  

田代・仙道小の4~6年生、14名が参加してくれました。緊張気味の皆さんです。

 農家体験
各受入農家に分かれて、さっそく農家体験。今回は、あいにくの雨模様・・・。室内でできる作業をしてもらいました。
 
くるみ割りに挑戦!    上手にできました!
 

リースづくりに挑戦!

  ボンドがうまくつかなくて苦労したそうですが、すてきな作品が完成!

 

なにやら大きな塊をカットしています・・・  

おっ、スモークチーズづくりでした!

 
こちらは、夕食の餃子づくりです。   受入農家の家族みんなの分も作ります。頑張って~!
 
こちらは、豆の選別。3人別々の品種に挑みます。   途中で、頭の体操!野菜クイズにチャレンジ!
 
漬物の漬け込みを体験。受入農家の女の子もお手伝い。   こちらは、豆をカラカラになったさやから外します。

 【11月15日(日) 2日目】
縄ない体験・もちつき
 

 
昔ながらの工芸を体験ということで、縄ないを体験しました。
 

縄ないの最中に、あっという間にしめ縄を作った先生の柴田さん。今では、作れる人も少なくなったそうです。   みんなで長さ比べ。そして、最長記録の児童には・・・

しめ縄のプレゼント!お正月に飾ってくださいね。
 
次は、お迎えにきてくれる家族にも振る舞うために、もちつきです。自然と、子ども達から、「どっこいしょー」と元気なかけ声がかけられ、みんな笑顔になりました。
 
 
男子がもちつきに励んでいる頃、女子は、巻き寿司づくりです。いろんな模様を作ることができますが、今回は、シンプルながらも彩りのよい巻き方を伝授してもらいました。お餅は、きなことあんことおつゆもちに。巻き寿司も、巻いてすぐに包丁を入れましたが、きれいに切れました。
 
受入農家と児童の皆さん、お迎えに来てくれた家族の皆さんと美味しく頂きました。   最後は、「また、おいで」と握手を交わしました。
 

<参加した児童の皆さんの感想>
「縄を長くなえて、うれしかった。最初は、慣れていないから大変でした。」
「いろいろなことを体験して、地域の人たちと仲良くなれてよかった。」
「私達にもまだ分からないことがたくさんあるんだなと思った。」

<迎えに来てくれた家族の皆様の感想> 
「なかなか体験できないようなことを、体験させてもらったと思います。自分の家のお手伝いと違い、色々なことを考えて行動すること、また他の学校との交流の機会や地域住民との交流もできたと思うと、本当に勉強になる体験だったと思います。」 
「農家に生まれながら、家では何もしていないので、いい体験をさせて頂きました。」
「昼食の際、田代地区の方々とふれあう事ができて楽しかったです。」

 羽後町田代地区には、仙台方面から中学生が体験活動に訪れています。今回、地元の子ども達を受け入れた農家の皆さんが、口々に「田代・仙道の子ども達は、どんな作業をやってもらっても熱心にやってくれるし、しかも上手。とても頼もしい。」とおっしゃっていました。またひとつ、地域の誇りが見つかりました。
「最初は、会話が続かなくて困った」と言っていた子ども達。でも、2日間を通じて、子ども達どうし、そして地域の人たちとも楽しくすごすことができました。
 春には、1つの学区になる田代・仙道地区。地域の輪が、子ども達の体験活動の受入を通じて一段と強く繋がった瞬間でした。