大森町グリーン・ツーリズム推進協議会 主催~
視 感 体 験
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2014年7月5日(土
) 〈横手市大森町塚須沢地区〉

 

 
横手市大森町塚須沢地区で、毎年恒例の視感体験が実施されました。
ペットボトルを使った手作りランタンを塚須沢の棚田に並べ、火を灯します。
オーナーによって創られた、里山のノスタルジックな世界。
オレンジの灯火に導かれるように、集落で暮らす人々も集まりはじめ、
七夕前の特別な夜のひと時を楽しみました。
 
ランタン作り
 
日射しが強い7月上旬。好天に恵まれ、全員で塚須沢に向けて出発!   塚須沢集落で棚田を守る佐藤昇悟さん。広いガレージは、棚田オーナーの憩いの場です。
 
ペットボトルを切る人、ろうそくを立てるねじを取り付ける人。
自然と役割分担ができて、サクサクと作業が進みます。
     
ペットボトルの数、300個。
この日のために、何日も前から準備を進めてきました。
  ちびっこオーナーは、ペットボトルに色を塗ったり、セロハンを貼ったり。
     
 棚田へ
     
ランタン作りが一段落したのは、ちょうど日射しが弱まり始めた頃。   棚田オーナーの田んぼをみんなで見に行きました。
 
春に手植えした苗を観察。背丈が伸びて、すくすく生長中。   3年前、当時のオーナーで植樹した桜の苗木。「人がいるところじゃないとこの木も寂しかったかもな」と、昇悟さん。
 
田んぼには、生き物がいっぱい!   たくさんワラビが採れたね!
     
七夕の飾り付け
     
初めての企画!二日後に控えた七夕に願いを込めて、みんなで飾り付けをしました。   白山保育所に通う園児のみんなも願い事を書いてくれました。
 
ちびっこたちは、将来の夢を。
  願い事が叶うといいね♪
 

大人の皆さんは、日々の健康や「旅行に行きたい」とか。   「イケメンになりたい」…!

 
みんなの願いがたくさん込められた短冊を飾り、田んぼの前に大きな笹を掲げました。
 
夕 食

 

さて、点灯前に腹ごしらえです。天水米(塚須沢産で天日干しの米)で作ったおにぎりや、この地で採れた野菜を使ったおかずをいただきました。
 

子どもたちにも大好評で、料理を作ってくれたお母さんたちに「おいしかった!」と伝えにきてくれるお子さんもいました。

 

大森町グリーン・ツーリズム推進協議会
メンバーの皆さん。
美味しいお料理、ごちそうさまでした!


平元由美子さん(写真後、協議会会長)
佐藤レイ子さん(写真前・左)
後藤洋子さん(写真前・右)

     
ランタン点灯

 さぁ、最後の一仕事。棚田にランタンを飾り、点灯します。
 

広い棚田にバランスを考えながらランタンを並べました。   こちらは、地面に挿したロウソクに点火。
何が出来上がるのでしょう。

 
時間が進むにつれて、夕闇に沈む棚田。   オレンジの灯が棚田の輪郭を浮き上がらせます。

集落の皆さんと参加者の協力で、今年も素敵なイベントになりました。

 
ロウソクで作ったのは「つかすざわ★」の文字。   ガレージには、集落の皆さんも集まり、楽しいひと時を過ごしました。

 

棚田のずーっと奥の方まで続くランタンの灯火。   この日は、ホタルも飛んでいましたよ。ようやく撮ったホタルの軌跡。感激は、ぜひ来年現地で(^^)
     
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棚田オーナー事業による視感体験は、今や塚須沢地区の夏の風物詩と言えるイベントに
なったのではないでしょうか。
イベントに関わる地元のスタッフや参加者だけではなく、地域住民の皆さんもこの日を
待ちわびているように感じます。
棚田オーナー事業5年目。
こうした取り組みと交流の継続は、たしかに地域を元気にしています。

●写真協力:秋田県 平鹿地域振興局 農林部 農村整備課 ふる里づくり班

 
 

次回は、夏感体験(かかし作りや川遊びなど)を8月30日(土)に予定しています。
詳しくは、秋田ふるさとオーナー2014特設ページ、または、棚田オーナーページ(横手市大森町塚須沢地区)にてお知らせいたします。

 
 

◎お問合せ
大森町グリーン・ツーリズム推進協議会
(事務局 横手市大森地域局産業建設課)
TEL 0182-26-2116 / FAX 0182-26-3200

E-mail
 omori-sangyo@city.yokote.lg.jp