~ 安全寺里山保全会 ~
稲刈り体験&交流会
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2014年10月5日(土) 〈男鹿市・安全寺地区〉

10月5日(日)、今年度から「里山の美田オーナー」を募集し、実施している男鹿市安全寺地区で、稲刈り体験&交流会が開かれました。男鹿の中心部から北西に位置する同地区は、里山の美しい田園風景が広がる地域です。そんな美田を守る小さな集落に、秋田市や県外からもオーナーの皆さんが集まり、地域住民と一緒に秋の農作業を体験しました。

 
 
秋晴れに恵まれたこの日。オーナー制度に取り組む安全寺里山保全会の安田代表(左)と渡部男鹿市長様(右)より、歓迎のご挨拶がありました。
 
集合場所である安全寺公民館では、早くも昼食の楽しみをそそる準備風景。  

収穫した野菜を洗っているのでしょう、集落のおばあちゃん。

稲刈り体験
   
公民館からしばらくのどかな田んぼの中を歩いて、オーナー田を目指しました。
早速、手刈りによる稲刈り体験がスタート。  
   

集落の皆さんの応援も多く、至るところで、稲刈り指導が繰り広げられました。

     

皆さん、カマを使った手刈りはすぐに慣れますが、藁で稲を束ねるのが難しく、根気よく住民の皆さんに教わります。2人がかりでも大変(^^)。
中には「母が(稲刈りを)教えてるので見に来たんです」と、偶然東京から安全寺に帰省していた女性も。「自分の田舎で、こんなに人が集まるイベントをやっているなんて嬉しくなりますね」と、お母さんの笑顔を目で追っていました。

   
小さな子どもたちの参加も多く、立派な働き手となって農作業体験に挑戦してくれました。
   

稲刈りと同時進行で、地域の皆さんが天日干し(杭がけ。棒かけ、ホニョ掛けとも
呼ばれます)を
していきます。てきぱきと慣れた作業は、お見事。

     
安全寺地区のおばあちゃんたちが、元気な声に誘われて見学に来てくれていました。
「今は、子どもも若い人も普段は見ることがないから、今日は見ていて楽しい。田んぼ1枚にこんなに人が集まるなんて珍しいね。自分ではもう田んぼ(農作業)はできないけど、ずっとここ(安全寺)の米を食べていきたいから有り難い」と、嬉しそうにお話してくれました。 
 
「ボクが、運ぶよ!」   作業も中盤。もう少し!
   
子どもたちは、そろそろ次のステージへ…(^^) 田んぼの周りの生き物探しスタート。
 
稲刈りが済んだ場所をイモリが走り抜けます。土と同色なので、思わず踏みそうに。   田んぼの脇を流れる川で、川ガニ発見!
  

稲刈り終了。楽しい時間と心地よい汗、皆さん笑顔で記念写真
 
思わず歩きたくなる稲穂の通り道。   こんな景色の中をのんびり歩く時間も幸せですね。
     
だまこ餅づくり&昼食
 
安全寺公民館に戻って、お昼の準備に取り掛かりました。   ここで採れた新米で、だまこ餅を作ります。
「だまこは新米でないと!」と地元の皆さん。
 
子どもも楽しく、簡単に作れます。   秋田おばこ(スタッフ)のお二人、よく似合いますね(^^)
 
公民館の中には入りきらず、一部の集落の皆さんは、外にテントを張ってお昼ごはん。   集落のお母さんたちの頑張りにも感謝。

稲刈りでは体をたくさん動かしたので、みんなお腹ぺこぺこ。
お手伝いして作った「だまこ鍋」に、塩むすびももちろん新米で、
どちらも、もっちもちの美味しさです。

 
新米や山の幸など、旬の食材いっぱい!   食後に美味しい「おやき」も。
 
秋田県内の大学生で形成された地域貢献団体・ARCグループが安全寺の米袋を考案。地域にとって、心強い応援団です。   春の田植え体験の際、子どもたちと一緒に植樹したツバキ。その生長をオーナーの皆さんと見守りたいですね!
     
木工体験
 
昼食後は、安全寺地区で集めた松ぼっくりやどんぐり、木の枝を使った木工体験に挑戦。
子どもたちも大学生の皆さんも、ルールのない自由な発想で、それぞれのオブジェを作りました。
最後に記念写真。作品づくりに懲りすぎて、なかなか手を休めないお子様も(^^)
自然の中にある素材に触れて、今回のように夢中になる機会は、意外と少ないの
かもしれません。子どもたちは大人顔負けの作品たちを手に、どこか誇らしげでした。
 
閉会式
 
「稲刈りはとても難しかったけど、楽しかったです。おにぎりが美味しかったです」という
感想や、「秋田らしい、すばらしい景観の中で稲刈りが出来てよかったです。意義のある一日
でした。今後も続けてほしい」
という感想や嬉しいご要望も聞くことが出来た閉会式。
今年度最後のイベントということもあり、ちょっぴり寂しさも残ります。
 
 

「オーナーの皆さん、来年はもうひとりずつ(オーナーを)連れてきてください」と冗談を
交えながらも、安田代表からのお願いが皆さんに伝えられました。
何年も続けるには、オーナーの皆さんの協力が必要、と言葉が続きます。

 

「安全寺は、子どもの数が減ってしまったので子ども会がなくなりました。

それは、大人たちも集まる機会が減ってしまったことになるんです。

もともと、結束力のある地域ですが、人口も減ってしまったからこそ、

もっと地域のつながりや人と人とのつながりを強めなければ」

安田代表と会話した際の言葉が思い出されます。

 

イベントに関わった地域住民の皆さんが生き生きとしていたばかりではなく、
交流の様子を見に来た地域のおばあちゃんたち、

久しぶりの帰省で、田舎をゆっくり歩き、ご自身のお母様の元気な様子が見れた女性。

 

安全寺の美田オーナーの皆さんが過ごした一日は、そこに集まった人みんなの
心を動かし、「楽しかった、またがんばろう」と、新たな活力を生み出したように見えました。

 
 

お問合せ

安全寺里山保全会(代表 安田孝彦)
(秋田県男鹿市北浦安全寺字安全寺65)

TEL・FAX  0185-33-4027