大阿仁地域活性化協議会 主催

大阿仁〝満喫〟フェスタ 報告会

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2014年11月18日(火)

 10月の毎週日曜日に開催された、大阿仁満喫フェスタ(ムラ市ムラ旅)を振り返り、次回につなげようと、主催団体である「大阿仁地域活性化協議会」のメンバーが集まって、報告会が開催されました。その様子をご紹介します。

 
 
会場は、打当温泉マタギの湯。   ムラ市(物産会)とムラ旅(集落散策ツアー)を映像で振り返りました。
 

 ●ムラ市について  

 

計4日間でのべ78名による510品目の販売を行った。準備期間をもっと取れば、出品していただける人数も増えるのでは。生産者・出品者が売り手になれば、どんな人がどんな顔をして自分の商品を購入していったかが分かる。その楽しさを感じながら、自分の商品をアピールできる機会になる。

 

(出品した方の感想)

・初めて畑にあるものをムラ市に出してみて、買ってくれた方からお礼の電話をもらった。

・熱意に押されて出品することになったが、みんなと盛り上がった。次に向けて真剣に取り組みたい。

・初めて野菜を出して売った。畑で作ったものを買ってくれる人がいてよかった。初対面のスタッフの方とも和気藹々と力を合わせてやれたのがよかった。

 

 ●ムラ旅について 

 

案内人の方々、地域の方々のおもてなしや温かい歓迎の心が感じられた。それは回収したアンケート結果にも出ている。昼食時や休憩時間にいただいた食べ物など「食」が豊かだった。集落の歴史や自然の話は興味深く、それを踏まえて今の暮らしがあると感じられた。各集落の暮らしの魅力は、外から参加した方々との対話の中で再認識、再発見していけるのではないか。

 

(案内人の方の感想)

・何を話せばいいのか、初めてのもてなしをどうすればいいのか分からなかった。もっといろいろ食べ物など出せばよかった。

・参加した方の質問の幅が大きかった。ふるさと学習の機会になった。

 
実際に商品を出品したり、集落を案内することで感じた感想や反省、改善点などを出し合い、そしてお客様の反応や手応えなどを振り返った後で、「これからムラ市とムラ旅をどうするか」という問題に言及すると、「来年もやりたい。交付金事業が終わっても、みんなで知恵を出し合って、継続していきたい」という意見が出ました。反対意見はありませんでした。集落の皆さんがこの事業をきっかけに大きな一歩を踏み出し、やりがいや楽しみを見つけたのでしょう。地域住民のパワーで、大阿仁地域はさらに動き出しそうです。
 
大阿仁地域活性化協議会