FIRE KAMAKURA in KAKUNODATE


 古都、角館町の冬の寒夜を彩る角館の火振りかまくら。この祭はもっとも寒く雪の多い2月の14,15日に角館町内を流れる桧木内川の河川敷で行われる火祭りです。

 稲わらを編んで作ったわら紐の先についた小さな米俵、これに火をつけて振り回す。一見単純なようですが、体からわずか3m位のところで炎が渦巻いているというのは、なかなか日常生活で体験できる物ではありませんし、迫力満点です。この炎の残像がかまくらのように見えるため、火振りかまくらという名で呼ばれています。

 この祭は見るだけでなくどんどん参加できるお祭りです。化繊の服は万が一引火すると危険なので、地元の方が木綿のハッピを貸してくれます。そのハッピは、なんと毎年9月7,8,9と角館町内で行われる「角館のお祭り/飾山ばやし」で身につけられるものです。これもまた貴重な体験になるでしょう。

 ゆっくりと回すと、体の周りで静かに炎がうなりをあげているのが聞こえてきます。そんな音に耳を傾ける余裕が出てきたら、あなたも火振りかまくらの名人かも。1年の無病息災を祈りましょう。

Quick Timeで動画がみれます

"火振りかまくら" (QuickTime : 124KB)

上手になればこれくらい近くたって平気

 力加減がけっこう難しい

速すぎればすぐ燃え尽きるし

ゆっくりながぁーく回すのがコツ

雪に負けない北国の冬のお祭り

角館町のホームページ

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