天寿酒造

天寿酒造は1830年創業の歴史ある酒造です。東北の麗峰鳥海山のふもとに位置し、地元に愛され、現在六代目まで受け継がれてきました。天寿酒造は、秋田県矢島町は美しい鳥海山の麓の町です。矢島町は人口5000人ほどの小さな町ながら、日本酒造りにおいては県内屈指の酒処です。

酒造りというのはとても体力のいる仕事ですが、それに加えてとても繊細な作業を伴います。特に適切な温度と湿度の管理がよい酒造りのための鍵だといわれています。酒造のある由利本荘では冬になると積雪が激しく気温も下がりますが、 実はこの厳しい寒さこそが酒造りに理想的な環境です。天寿酒造では山に囲まれた地形や冬の気候をうまく利用して酒造りを行っています。例えば、日本酒の原料の一つとなる水は鳥海山の伏流水を使用しており、これが口当たりのよい日本酒を生み出しています。

天寿酒造は米にもこだわっており、地元の品質の良い米を使用しています。

「良い酒は良い米から」というように、天寿酒造の日本酒のおいしさの秘訣は、天寿の従業員たちは夏場は米作りに携わり、そこで得た米作りの知識を冬場の酒造りに生かしているところにあります。

これまでに5,6回は日本で日本酒を飲んだことがありますが、日本酒は自分にとって特別な味です。台湾にもローカルな酒はありますが、そのほとんどがビールでアルコール度数も低いです。日本酒は台湾のものと違う味わいがあります。"アルコール度数も高く、とてもさわやかな口当たりですし、香りもよいです。(台湾人留学生)"