大森町グリーン・ツーリズム推進協議会 主催

棚田オーナー企画
稲刈り体験
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2012年9月29日(土)

田植えをした6月からおよそ4か月がたった9月の終わり。山間にある塚須沢地区にも稲刈りシーズンが到来しました。あいにく、オーナーの皆さんのご都合がそれぞれ重なり、少人数での実施となりましたが、「ほかのオーナーの分のお米も収穫するぞ」と、頼もしい皆さんが力を合わせ、手刈り体験をスタートさせました!!
 
棚田を管理してきた塚須沢の佐藤昇悟さん(写真左・右端)をはじめ、地域の皆さんが指導に当たってくれました。
 
棚田オーナー3年目の皆さんもいますが、田植えよりコツが必要な稲刈り。年に一度の経験は、まだ体に身についていないようで、熱い指導が入ります。
 
稲を束ねて、手首をくるっと回すのが難しい。 スタートで手こずる皆さん、ゴールはまだまだ先。
 
こちら(写真左)は、大森町グリーン・ツーリズム推進協議会メンバー・平元由美子さんのお父様と嫁の美沙緒さん。機械化が進み、集落でも手刈りの指導ができる人は限られてきました。
 
作業ペースも順調になってきました。しかし、今回は人数が足りないため、田んぼ一枚を刈り取るのがやっと。オーナーが管理するもう一枚の田は、昇悟さんがバインダーという機械で刈っていきます。バインダーは、天日干しができるように稲を刈り取る優れもの。
 
午前中の作業が終わり、一息つくオーナーの皆さんに見守られながら、たった一人、黄金色の絨毯をかき分けるように作業を続ける男の子。その頼もしさに大人も惚れ惚れ(^^)
 
お昼ごはん
 
 
待ちに待ったお昼ご飯。おにぎりは、一足先に収穫した新米です!地元のお母さんたちの手作り料理は、午後からもうひと働きするオーナーたちに、元気と力を与えてくれたに違いありません。
     
もうひと頑張り!
 
さぁ、あともう少し。稲の刈り具合が凸凹なのは、経験の差が出るところ。慣れた地元の方や農業経験者のオーナーさんは、自分の分が終わると他の皆さんのカバーに回ります。
夏に作った「かかし」も応援してくれています。
 
作業も終盤に差し掛かると、刈った稲を田に立てる作業に移ります。これは「束立て」と言われていますが、この地域では「うまっこ」と呼んでいます。10束ずつまとめられた「うまっこ」の数から、その年の収穫量を予測します。うまっこは、ここで数日間天日干しされ、その後「はさ」にかけられます。
汗を流したオーナーの皆さん
 
 
 
 

稲刈り体験は、作業が大変で時間も手間もかかるため、イベントの一日をすべてこの作業に費やします。


「農作業に挑戦して楽しむ」というよりは、農業の大変さ、だからこそ味わえる収穫の喜びを体験できる回。

 

オーナーの皆さん、お疲れ様でした!!

 

     

次回は、この日に刈ったお米をいただく「味覚体験

真っ白な新米をみんなで頬張ります(^^)

 
写真提供:
平鹿地域振興局 農林部 農村整備課 ふる里づくり班
  稲刈りの様子をブログで紹介してくださったオーナーさんがいます。ぜひご覧ください!
SKIP.lab (スキップ・ラボ)のブログ 
「実りの秋ダス!」