大森町グリーン・ツーリズム推進協議会 主催

2012 棚田オーナー

~田植え体験~in塚須沢

2012年6月2日(土)

横手市 大森町 八沢木 塚須沢地区。ここに、集落10戸によって守り継がれている13haの棚田があります。今年もまたこの地区で、3年目となる棚田オーナー制度のイベントが始まりました。もちろん、棚田オーナー第1弾は田植えです。四方を山に囲まれ、冬の間静まり返っていただろう棚田に、県内外からオーナーが集まりました。
 
塚須沢の棚田へ

 

塚須沢で棚田を管理する佐藤昇悟さん。

大きな声を棚田に響かせて熱心にレクチャーしてくれました。

  カタ付けを使い、田に格子の型を付けていきます。今年は田んぼ2枚をすべて手植えしました。
     

田植え体験は、リピーターであるオーナーとの再会や新しく参加してくれたオーナーとの出会いの機会。一緒に田んぼに入り、同じ作業をすれば自然と会話が弾み、交流が育まれます。
 

徐々にコツをつかみ始めるオーナーたち。手持ちの苗がなくなると、畔から束になっている苗が弧を描いて田んぼに放り込まれますが、上手にキャッチできないと泥んこに…(^^)。緊張が走る瞬間であり、笑いが飛び交う瞬間です。この苗投げする人の技量によって、田植えが捗るかどうかが決まるそうです。

 

今年の最年少オーナーは1歳の女の子!田植えはできなかったけど、お母さんとお姉ちゃんの活躍をお父さんと一緒に応援です。こちらのご家族は宮城県から参加してくれました。お母さんが、田植えを家族でやってみたくて、せっかくなら数年前に訪れて以来、好きになった秋田で…と考えたそうです。大森町の皆さんもそのお話をとても嬉しく聞いていました。

   
 
お昼ごはん
体をめいいっぱい使って一仕事終えた後は、楽しみなお昼ご飯。棚田オーナー主催の大森町グリーン・ツーリズム推進協議会のお母さんたちが、地元の食材をたっぷり使って待っていてくれました。
 
 
このおにぎりは、去年、塚須沢で佐藤昇悟さんが作ったお米でできています。飾らないお昼ご飯ですが、ほっぺたが落っこちそうな美味しさ。新鮮な空気の中、新鮮な食材をみんなで味わう…贅沢なひと時です。
 
 
大森町グリーン・ツーリズム推進協議会のお母さんたちです。美味しいごはん、ありがとう!   子どもたちはすっかり仲良しに。田んぼでは泥んこに、そして水遊びでびしょびしょに…!
     
 
午後、もうひと頑張り
「こんなに大きいカエル、見つけたよー!」
田んぼの中には、カエルやおたまじゃくし、アメンボ、タニシなど生き物がいっぱい。子どもたちのお母さんも「子どもの頃はいっぱい見たのにね」と懐かしそうに手にすくって見ていました。
 
 
泥んこになる体験を存分に楽しむ子どもたち。   「楽しい」と話す子どもたちに、「楽しいと思った気持ちを大人になっても忘れないでね」と声をかける昇悟さん。
 
一日かけて田植えが無事に終わりました。みんな、お疲れさま。
 
 

「手植えをして、昔はこうやって米を作ったんだなぁと思ってほしい」と話す昇悟さん。
一日中腰を丸めて作業を続けたオーナーたちにとって、田植え体験は楽しいだけではなく、確かな「体感」だったのではないでしょうか。「疲れたなぁって思うんだけど、昇悟さんに声をかけられると底力が湧いてくる」。オーナーたちから達成感の声が聞こえてきました。

 

また、この棚田オーナーのイベントでは多くの学びがあります。今年、塚須沢の棚田では2戸の世帯が農業を離れました。集落が直面している高齢化の問題です。集落が抱える問題に耳を傾けることもオーナーたちに期待されるものの一つであり、一方で米作り、食育、団結力を実際の体験を通して考える…。はじまったばかりの棚田オーナーです。今年は暖かな交流を通して、ひとりひとりがどんな学びを得る一年となるのでしょうか。

 
★次回の棚田オーナーイベント「ランタン作りとホタル観賞会」は、7月7日(土)です。詳細はこちらをダウンロード

 


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