日本の原風景・里山で炭焼き体験!

~2012年2月 秋田市~ 

里山で炭焼き体験

◆秋田市河辺鵜養(うやしない)集落で炭焼き体験◆
 「太平山観光開発㈱」が秋田市の農村資源活用促進事業の委託を受けて開催するグリーン・ツーリズムイベント、「お気軽♪グリーン・ツーリズム」。今回は、吹雪の中時折り青空が覗く建国記念日の2012年2月11日、日本の原風景が残る秋田市河辺の鵜養集落の里山にて、炭焼き体験が行われました。

炭焼き 炭焼き体験

 炭焼きは、約1200度という高温の中で行われます。外は指がかじかむ程の寒さでしたが、炭焼き小屋の中は熱いです!使用されるのは「ミズナラ」の木で、高級な白炭が出来ます。この炭焼き窯は、「吉田式」と言うのだそうです。

炭焼き 薪割り体験

(写真右)窯から出した炭に、このように灰粉を被せて、上から水をかけること2度繰り返し、温度を下げます。小屋の中は、立ち昇る水蒸気で真っ白になることも!(頑張って撮りました…)
(写真左)炭焼き小屋の外では、待っている子どもが薪割り体験をしていました。

炭 炭焼き体験をする兄妹

(写真左)引っ張ってきたばかりの炭は、まだ赤く燃えています。炭焼きには、丸一日かかるのです。カラカラという爽やかな音色は、長さを変えたら楽器になるんじゃないかな~とも思いました(^^*)
(写真右)こちらは、2年程前の夏に、秋田市太平の果樹園でお会いした兄妹でした!偶然、偶然!果樹園では、どちらかというと虫とりに興じていたお二人でしたが(笑)、今回は兄妹揃って力を合わせて炭焼きですよ!いや~、おっきくなったね!小学生の成長って早いなぁと、感心してしまったよどぎみでした。

◆鵜養集落を散策◆
 佐藤家のモミの木

 このあと、鵜養集落を散策。鵜養は、「岨谷峡(そうやきょう)の水が深くなかった頃、辺りは沼であった。そこで先祖が鵜飼をしていたことから、この地名が付いたそうだ」とのことです。
 そして、鵜養集落にはじめて住みついたという伝説が残る、佐藤家(本家)に立ち寄らせていただきました。皆が見上げている木は、秋田市指定文化財にも指定されている樹齢約300年のモミの木です。

秋田市河辺鵜養 堰を見る

(写真左)ここ、どこかで見たことありませんか…?そうです!実は、「あきた農山村・旬を感じるツアー」のポスター撮影で、特派員3人が訪れた場所なんですよ!夏に来た時とは全く違う顔を見せる自然の脅威に、ただ茫然と立ち尽くすのみ…。
(写真右)雪は深くとも、流れを止めない堰を覗きこむ子どもたちに、お母さんが「危ないからね!」と釘をさしてます(笑)。そこに、(別家の)佐藤昭久さんが、「地域の子どもらは、特別蓋をしたり柵を設けなくても、その危険さを身をもって知っているんだ。堰が与えてくれる恵みもね」と、案内をしてくださいました。

佐藤家のモミの木 薪を立てる

(写真左)今回は、特別に佐藤家のお庭に入らせていただき、モミの木の勇壮なお姿をシャッターに収めさせていただいたのでした。
(写真右)火にくべる薪を、時間をかけて立てていく佐藤進さん。「今回の体験のために、何日も前から窯の調整してたんだ。休みねぐ火の番っこしてねばならねし、竃の上さ乗らねばなんねし、やるってば、10日間なら10日間と日数決めて、連続で取り組まねばいげねのしゃ。朝はぇぐがら日出てる時間まで、延々と。今日がその最終日だ。ここ(鵜養地域)ではかつては、冬期間の収入源として炭焼きが行われていたが、だたって、若げもんがいねがら、俺がだだけでは無理だ。炭焼きの復活は、させたいどもよ」炭焼きって案外重労働なのですね…お疲れ様です。

秋田市河辺鵜養

 

かまどで炊いたごはん、おいしい!

竃炊きごはん

 お昼は、炭焼き小屋の隣りにあるログハウスで、かまどで炊いたご飯となりました。普段あまりおかわりをしないのに、この時ばかりは2~3膳おかわりをするお子さんもいらっしゃいました。

 このあと、「ふれあいタイム」では、先程の佐藤進さんが炭にまつわるお話をしてくださいました。「備長炭などの黒炭と違って、円柱形をした白炭は硬く、日持ちがする。おまけに火力は強いども、一酸化炭素が出にくいため室内で燃やしても一酸化炭素中毒になりにくい(それでも、時々窓を開けるなどして換気は必要です!!)今は脱臭効果や浄化作用があるとして、玄関さ飾ったり、米を炊くときに使ったりと、用途は様々。ぜひ、この鵜養の極上の炭を使ってみてください」。とのことで、参加者には「ナラ上(ナラの木で作った、上質の炭の意)」がお土産として持たせられました。
 母娘で参加していた田口恵美ちゃんは、「ご飯の違いはわかるような、わからないような?」と言いながらも、おかわり(写真のお子さんではありません)。そして、炭焼き体験に関しては「1200度ってすごく熱い中で炭を焼くことを知りました。煙がすごかった」と話し、お母さんの恵さんは「普段は見ることのない炭焼きを見せることが出来て良かったです。これからも、こんな体験はなかなかできないと思いますが、機会があれば連れて行ってやりたいです」とお話してくださいましたよ。
秋田市河辺鵜養集落の皆さん 記念撮影

(写真左)鵜養集落の皆さん。左から、佐藤昭久さん、川村寿美子さん、佐藤進さん(写真には写っておりませんが、他に高田寛さん、石塚好隆さん、佐藤美和子さんなど)集落の皆さまには、大変お世話になりました。
(写真右)「お気軽♪グリーン・ツーリズム」も、今年度最後のイベントとなりましたが、太平山観光開発㈱の木内社長は「今後も秋田市で気軽に参加できるグリーン・ツーリズムイベントは続けていきたい」と、おっしゃっておりましたよ。
 思えば、よどぎみも沢山のイベントに参加させていただきました。「太平山観光開発㈱(ザ・ブーン)」のスタッフの皆さまにも大変お世話になりました。この場を借りて、感謝申し上げます。ありがとうございました!

県央地区現地特派員 よどぎみ

囲炉裏

 


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