秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

農山漁村活性化施設「食菜館くらら」オープン!

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 潟上市農山漁村活性化施設「食菜館くらら」が、4月30日、天王グリーンランド敷地内にオープンしました!
 地域住民の希望が詰まった、直売所を兼ねた大型複合施設の誕生です。

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 オープン日のお客さんの数は少なく見積もっても何百人、1000人は越えたのではないでしょうか?館内はだいぶ広いのですが、すれ違うのも大変なくらいの混雑ぶり!レジまでの道のりが遠く感じられましたが、スタッフの対応は親切・丁寧で、ホッとしました。
 潟上市産業建設部産業課・商工観光班の安田秀樹さんは、「オープン間もないのと春先ということで野菜が少ないですが、夏に向け新鮮な地場産野菜を揃えていきたいです。レストラン部門も地場産食材を使用したセットメニューや、土・日のランチバイキングなども充実させていきます。そして今後は、『食菜館くらら』としての目玉商品の開発を考えております。」と、今後の計画および意気込みを語ってくださいました。

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 四季折々の切り花が並ぶ予定の「花卉コーナー」や、潟上市特産のワカサギをはじめとした佃煮のコーナーも。

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 あまりの大入りに、いったん外に出てみると、ダースコちんどん隊のショーをしていました。
 潟上市商工会女性部「おもてなし隊」による、豚汁のサービスを受けながら、小雨の降る中見守るお客さんたち。

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 ふるさとの温かさが伝わってくるような、地元の民芸品(木工品)コーナーや、お惣菜コーナーも充実。ドライブや観光のお供に、ぜひ利用してみてはいかがでしょう。

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 会場のセンター部分には、秋田県の農業の歴史を語る上では外せない偉人・石川理紀之助に敬意をはらった特設コーナーが。理紀之助の写真とともに、潟上市に関係するパンフレットなどが置かれ、醤油・味噌・酒・古代米などの特産品とともに存在感を与えていました(※石川理紀之助にまつわる記事は、コチラをご覧ください)。

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 農産物の直売所に併設し、地元・江川漁港や、潟上・男鹿近江で釣り上げた魚介類を扱うコーナーも(「地魚工房えがわ」)。
 ホッケにイナダ、キミヨにスズキの一種であるハネゴ、八の字カニに紅ズワイ、それに潟上市特産のワカサギや岩ガキ、ヒラメやふぐなどなど…特にふぐは、潟上市が「北限の地」とされているようです。
 旬のものから、ハタハタのぬか漬けやボイルタコなど少しずつパックになった使いやすそうなものまで、豊富に揃っています。
 ショーケースじゅう、全て赤色で埋め尽くされている「たらこ・すじこ」コーナー。魚卵好きにはたまらない!
 そして外には、これまた地場産のホタテやツブ貝などをその場で焼いてくれる「焼き物」コーナーが。海産物が焼ける香りと、醤油のじゅわ~っと、焦げる音。もぅ、たまりません…。

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 そしてこの「焼き物」コーナーにて、「ファーム・イン果夢園」の舘岡一家に遭遇!
 美味しそうにホタテ貝焼きを頬張っているのは、愛娘の七海ちゃん。美果子さんのお母さんから、「よかったら、食べて」と、よどぎみまで同じものをいただいてしまいました…恐縮してしまいましたが、美味しくいただきました。ありがとうございます。
 空腹を凌がせていたいた後、「ファーム・イン果夢園」にお伺いすることに。

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  上記写真は、現在の果樹園(梨園)の様子です。「いつもより作業が遅れています。今日も雨が降っているし、気温が低い。もうそろそろ摘花したいのだけど…」。今年の秋田は積雪量も多く、長く厳しい冬が例年よりも寒く感じられました。それら天候の所為で農作業も遅れ、農家さんらは出鼻を挫かれたような気持ちになっている方も多くいらっしゃるようです。
 しかし遅れてはいるけれども、確実に梨の花は芽吹き、果樹園の周りを取り囲むように咲いていた水仙が、決して止まることのない季節の移り変わりを告げていました。

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 実は舘岡さん、以前こちらのブログでもご紹介した秋田駅ビル「トピコ」に新たにできた直売所「みんなの野菜畑」に、リンゴを卸していたとのこと(※通常は、潟上市昭和にある「ブルーメッセあきた」や、「ナチュラルスタンスクラブ」などに農産物を卸しています)。よどぎみが取材した日には見当たらなかったので、きっと完売してしまっていたのでしょう…(「みんなの野菜畑」の記事は、コチラから)。

 ゴールデンウィーク前半は雨模様の秋田ですが、雨ならば雨の日ならではの楽しみ方があります。
 雨読晴耕とはいいますが、こんな雨の日はぜひ直売所巡りをしてみませんか。生産者達との新たな出会いや、新しい発見が待っていることでしょう。

県央地区現地特派員 よどぎみ

2011年5月2日12:50 | 県央情報, 秋田県全域 | Trackbacks (0)

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