秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

台湾の高校生、秋田を満喫!

台湾から修学旅行の受入

12月16日、仙北市田沢湖地区に、はるばる台湾から修学旅行で高校生の皆さんが
訪れました。新北市立淡水高級商工職業学校の生徒31名です。田沢湖地区の農家民宿
9軒に宿泊し、日本の家族と温かい交流の時間をもちました。4軒の農家民宿を訪ねて
みたのでご紹介します。
(写真は、ぺんしょん孫兵衛にて。田口さんご夫婦を囲む生徒さんと先生方です。)

ぺんしょん孫兵衛(協議会会員)
ぺんしょん孫兵衛 ぺんしょん孫兵衛

ぺんしょん孫兵衛では、お父さんとお母さんに生徒さんからお土産のサプライズ。
ミサンガやシュガーポットが贈られ、びっくり&喜ぶお二人に、女の子たちも笑顔が
こぼれます。

ぺんしょん孫兵衛 ぺんしょん孫兵衛

今回、どの宿にも共通して「きりたんぽ作り」を体験で行い、それが夕食で鍋やみそたんぽにして
食べられました。

まずは、ほかほかに炊いた新米を太いすりこぎでつぶしていきます。
そのあと、割り箸に上手にくっつくようにまとめ、形を整えたら出来上がり!

ぺんしょん孫兵衛
きりたんぽを焼くのはお父さんの役目。
女の子たちともすぐに打ち解け、言葉は通じなくても俄然張り切るお父さん。

彦六(協議会会員)
彦六 彦六
彦六も賑やかに過ごしていました。
お父さんの印象は?と聞くと、「かわいい」、「やさしい」と日本語で答えてくれたみんな。
思わずにんまりしてしまう彦六のお父さんなのでした。
畳の和室が居心地が良いとか、きれいな雪が見られて嬉しかったとも。

彦六 彦六
きりたんぽ鍋をお腹いっぱい食べる生徒さんたち。
ぐつぐつ煮えたきりたんぽで体がぽかぽか温まったようです。
食後はしっかりお手伝いして、お母さんも大助かりでした(^^)

惣之助(協議会会員)
惣之助 惣之助

惣之助を訪ねたときは、ちょうどこちらも夕飯時でした。
きりたんぽ作りのあとは温泉にも入り、日本&秋田を満喫していましたよ。

惣之助

まずは、みそたんぽをがぶっと…「おいしい!!」。
食事中、日本語が話せる女の子に通訳をお願いする子がいました。
すると「『浅漬け』が超おいしい!って言ってます」と。
これには、惣之助のお父さんもお母さんも感激(^^)
※浅漬けとはこざき練りとも呼ばれる秋田の郷土料理。デザートです。

孫六荘
孫六荘 孫六荘

今回取材した中で、唯一男子生徒が宿泊していたのが孫六荘。
他の女の子たちが泊まった3軒にはない、パワーでみなぎっていました。
「寒い」と言いながら半袖だったり(笑)、日本のカップラーメンが食べてみたいとも。
まずは、きりたんぽを作って食べようよ!と言うわけで、初めての挑戦。
やるときはびしっと(^^)!お母さんのお手本を真似て上手なきりたんぽが出来上がると、
褒められてとっても嬉しそうでした。

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彼らが暮らす台北は、滅多に雪化粧を見ることがなくこの時期の気温は10℃前後。
寒いけど秋田の寒さとは体感が違うとのことでした。
それでも雪を見て嬉しそうに「きれい」と話し、食べ物が「おいしい」と
言ってくれました。言葉が通じなくても、心が通じている場面を目の当たりにして
こちらも嬉しくなる交流でしたよ!

一行は、翌日、初めてのスキー体験を楽しんだそうです。リフトも乗って喜んだそうですよ(^^)
そのあと秋田から東京に向かったという皆さん。これからは、日本と言えば秋田のことを思い出してくれるかな。

協議会事務局

2014年12月18日10:00 | 県南情報 | Trackbacks (0)

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