秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

北秋田市 ほっと駅かたるべ料理教室

かたるべ料理教室
これ、先日農家レストラン「ほっと駅たかるべ」で行われた料理教室の様子です。
みなさんの想像する料理教室とちょっと違うでしょ?
参加者は調理をしない!それが、かたるべ流 料理教室です。

料理教室 料理教室
9月からはじまったほっと駅かたるべの料理教室。講師はかたるべを運営するカラフルレディースのみなさん。
普段からかたるべの調理場に立つお母さんたちです。参加者は調理をしない、というスタイルは、
いろんな料理教室に参加して辿りついた代表松井栄子さんが考えました。
「数人のグループになればいっつも野菜切ってる人、皿を洗っている人とか自然に役割が分かれてしまうのよ。
そうすれば結局何も覚えれないじゃない。自分でいろんなとこに行ってそう気づいたから、
別に調理はしなくても見てるだけでいいのかなってね。」

この日のメニューは「からあげ定食」。その副菜の調理の仕方を習います。
習うといっても参加者も全員主婦のみなさん。はじめて見る食材や料理があるわけではありません。
でもみなさんしきりに「へ~」というのには、わけがあります。

料理教室
たとえば、みょうが。刻んで薬味としたりお味噌汁にいれたりして食べるみょうが。
参加者からは「でも結局余って悪くしてしまう」との声。
ここでは農家ならではのレパートリーの多さで旬の食材をおいしく食べきる方法を伝授します。
この日のみょうがも炒めて卵でとじる「みょうがの卵とじ」として調理しました。
きっと、うちでは当たり前に食べるよ、という人もいますよね。でも知らない人はきっと多いんです。
「ベテランの主婦でも知らないことはいっぱいある」と松井さん。
農家のお母さんの持っている知識は自分たちが思っている以上に有益な情報がたくさんあるんですね。

料理教室 
この料理教室では、そういう農家のお母さんの知恵を教えていきます。
だから大事なのは、その手際や工夫を見逃さずに覚えて帰ってもらえこと。
一緒にお料理をすることじゃないんです。
モロヘイヤの叩き方もどのくらい叩けば一番おいしいか、農家のお母さんたちは知っています。
みょうがの甘酢漬けの一番おいしいつけ方、お酢とお砂糖の比率、オクラのヘタの取り方、茹で方、
そういうのを覚えて、ひとつでもいいから家庭で実践してもらうのが目的です。

料理教室
鷹巣や能代市、八峰町から訪れた5人の参加者も「見ているだけがいいのよね。」とか
「食材の全部旬のものだからいいね。」、「雪が降るまでは来ようか♪」と話し、
さっそく10月の予約をしていただきました。
「みんな喜んでくれてよかった。反応がいいから何でも教えたくなる。」と松井さん。
次回は押し寿司を考えているようです。楽しみですね。
興味のある方はかたるべまでご連絡ください。電話0186-78-2484

県北担当 やっつ

2010年10月6日14:59 | 県北情報 | Trackbacks (0)

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